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日本一視える「霊感税理士」が存在していた！気功、レイキ、サウナトリップ…漫画家・まんきつ“ワンダーランド”インタビュー

2020.10.10 16:00 文＝ラリー遠田

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——ちなみに先ほど話していたレイキっていうのは簡単に言うとどういうものなんですか？

まんきつ：レイキは気功ともちょっと違っていて。気功は自分の内側にあるものを出すんですけど、霊気は自分がただのパイプみたいになった状態で、宇宙エネルギーを通すみたいな感じです。

　だから、逆にレイキをやる人は何も考えない方がいいんですよ。「この人はどこが悪いんだろう？」とか思いながら触ると、同じ波動に落ちちゃうので。「景色がきれいだな」とか考えたり、ほかのことをしながらぼんやりやる方がレイキが流れるんですって。

角：按摩さんがマッサージ上手いのとかと同じなんですかね？

まんきつ：按摩さんとかって多分、もう手から何かが出ていますよね。やっているうちに自然に出るようになっちゃっているんだと思いますよ。整体師の先生って手がめっちゃ暖かいですもんね。

——まんきつさんは気功整体にもよく行かれるそうですね。

まんきつ：はい、よく行ってます。

——それはどういうものなんですか？

まんきつ：あれはすごい面白くて。低周波治療器みたいなビリビリっていう感覚が来るんです。ネットで調べて、口コミがいいところとかには結構行ったんですよ。でも、かえって具合悪くなっちゃうところとかもあるし、この人何も出てないな、インチキじゃんみたいな人もいるし。具合悪くなっちゃうっていうのはたぶん気が合わないんですよね。8か所くらい行って６つは胡散臭かったです。

——気功整体は僕も1回行ったことがあるんですけど。

まんきつ：どうでしたか？

——なんか不思議な感じでした。効いているような効いていないような。でも、やってくれた方は見るからに気功の達人っていう感じはしました。小動物みたいな雰囲気というか。

まんきつ：そうなんですよね。本当に男だか女だかよく分かんない感じになっていくんです。うちの先生も、最初は「おばさんかな?」とか思ったんですけど、男の人だったんです。しゃべり方も、ささやくようにしゃべるし。

角：うちは母親が野口整体系の「愉気（ゆき）」っていうのをやっているんですよ。それも気功整体なんですけど。母親が父親にそれをやったら、父親がてんかんの発作を起こしちゃって。「二度と俺に手を向けるな！」とか言ってました。たぶん気が合わないんですよ。

——夫婦なのに気が合わないんですね（笑）。

まんきつ：面白い！

（つづく）