「ブッダというよりブタ」な巨大仏像から邪悪なオーラが…! 中国の激レア&キモすぎる観光スポット「雲天文化城」に村田らむが潜入!

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――B級スポット、樹海や禁断の土地、ホームレス取材を得意とするルポライター村田らむが寄稿!

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 2017年の夏、中国南部の玉林市に旅行に行った。前から行きたかった『犬肉祭り』の取材が目的だった。

 玉林市は日本人がほとんど行かない街だ。ググってもほとんど情報が出てこなかった。もちろん飛行機の直行便はない。

 成田から上海経由でまずは桂林に行く。そこで観光ガイドと合流して玉林まで高速鉄道で連れてってもらった。

 日本人はほとんど玉林市に行かないが、逆に玉林市から日本に来る人もいないという。

 桂林市出身のガイドさんいわく

「中国では日本への旅は、北京、上海、広州のおカネ持ちの人しかビザがおりないんですよ。それ以外の地域の人が日本に旅行しようと思ったら、多額の保証金を預けないといけません。日本に行ってそのまま帰ってこない、つまり亡命することをおそれているんですね。多くの中国人にとって、世界の中でも日本は一番行きづらい国なんです」

 とのこと。

 繁華街を歩いていると中国人観光客の方たちをよく見かけるが、ほんの一部地域の人なんだな……と驚く。さすが人口14億の国だ。

 ほとんど交流のない地域だが、漫画『ワンピース』(集英社)のペイントをしている自動車があった。他にもちょこちょこ日本の漫画を見て「日本の人気漫画ってすごいんだなあ」と関心した。

『玉林市は少数民族「チワン族」の自治区』という説明があったが、人口は800万人以上だそうだ。全然少数じゃないな。

 玉林は緯度は沖縄より南なので日差しはきつい。歩いているだけで汗がほとばしる。

 中国南部は空気が良いため、中国北部の人が観光に来る。しかしそれは基本的に観光スポットが多い桂林市などに、であり特に見るところのない玉林市には来ないという。

 たしかに街ブラしてみてもデパートや市場はあるものの、わざわざ遠方から見に来るようなものはあまりなかった。

 犬肉祭りも住人が犬肉を食べる、日本でいう土用の丑の日的なお祭りなので、他の地域の人が来るわけでもない。というか、中国南部ではよその地域でも普通に犬肉を食べる。桂林市出身のガイドは、一緒に犬肉料理を食べたあと

「桂林市の犬肉料理のほうが肉が柔らかくて美味しいよ」

 と言われた。

 そして、犬肉祭りの取材が終わったらとくに行く場所がなくなってしまった。犬肉祭りの様子は別の機会に紹介したいと思う。

 何をしようか飯屋で悩んでいると、ガイドに

「さっきホテルの従業員に聞いてみたところ、唯一の観光地が『雲天文化城』みたいですね。せっかくだから行ってみますか? 大きな仏像がありますよ」

 と誘われた。言われるがまま『雲天文化城』を見に行くことにした。

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