「もしミツバチがいなくなったら人類は4年で絶滅する」ミツバチ大量失踪の謎を考察
2021.01.06 16:00
ここでポイントとなるのが、偽造団が生産量を増やすために、ミツバチの頭数を増やす必要があったことだ。これが意外と簡単だったのだ。
偽造団はミツバチの巣箱を、一般の養蜂家のミツバチの巣箱と同じテリトリーの場所に置くようにしている。するとそれら養蜂家の巣箱の働きバチたちが、偽造団の甘い汁のところに立ち寄るようになる。
ミツバチはダンスでお互いに情報を交換することが知られている。
「おい、お前は毎日そんな風に働いてばかりなのか?俺たちのコロニーの仕事はラクなもんだぜ!」
「ほんとだ。こんな濡れ手に粟で稼げる方法があったなんて!」
こうして養蜂家の働きバチたちは、偽造団のお気楽バチにリクルーティングされて、額に汗して働かなくてもラクして稼げる巣箱へとさっさと移住してしまう。偽造団はこうして蜂蜜だけでなく、ミツバチも大量に盗んでいく。
ミツバチの大量失踪事件の真相は、なまけバチの急増が原因だったのだ。人類滅亡まであと4年。
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