人類滅亡後の地球を支配するのはタコだった
人類滅亡後の地球を支配するのはタコだった! 自ら遺伝子編集して進化、宇宙進出も可能に!
かつての地球では恐竜たちが我が物顔で跋扈していたが、今や我々人類が地球の支配者である。ではこの先、人類に代わる次の“地球のオーナー”とはいったい誰なのか。その最有力候補がタコであるという。しかも、タコは宇宙進出にも適しているというのだ。
■知られざるタコの“スーパーパワー”
20万年の歴史の中で急激に進化してきた我々人類だが、今後、恐竜と同じように不幸にも絶滅した場合、次に地球の支配者となるのはどの生物種なのだろうか。
そこで脚光を浴びているのがタコなどの頭足類である。タコやイカなどの頭足類が今も進化を続けているとすれば、いずれは人類よりもはるかに地球に適応した生物種になることが見込まれているというから驚きだ。
タコやイカの知能の高さが数多くの研究で示されており、これらの頭足類は人間にとって将来のライバルとなり得る思いがけないダークホースであることが指摘されている。
タコは我々が“スーパーパワー”と呼ぶものと同様の能力を持っている。タコはそのくちばしのサイズより少し大きい穴ならどこにでも侵入することが可能で、瞬時に体表の色や模様を変えてカモフラージュすることができる。さらに失われた手足を自力で再生することも可能なのだ。
ウェブメディア「Big Think」の記事によれば、もし彼ら頭足類が今後も知能を発達させ続けることができれば、人類よりも宇宙旅行により適している可能性があるという。ごく小さなスペースにも収まることができ、無重力空間にも素早く適応し、活発に活動することができるというのだ。
タコなどの頭足類は地球外からやって来た“エイリアン”であるという学説もあるほどに特異な能力を備えているのだが、分類学上は軟体動物門と呼ばれるカテゴリーに属している。分類上はカタツムリなどと同じであるのだ。
しかしながら、殻を失ったタコはそれが故にきわめて大きな脳を発達させ、哺乳類からは完全に独立した知性を進化させてきたのである。
タコは道具を使うことができ、人間の子どもには開封が難しい容器(childproof bottle)を開けることができたり、また先日にはイカが自分の子孫を守るために高度な自己制御能力を持つことも報告されている。このまま進化を続けていけば、いつの日か人間を凌駕する知能を身に着けることになるのかもしれない。

■サル並みの脳細胞を有する
計り知れない潜在能力を秘めているタコなのだが、彼らにはどのような特徴があるのだろうか。
まず、彼らの神経系を検証してみたい。我々のように、タコは体のサイズに比べて脳が大きく、無脊椎動物の中で最大の割合だ。カエルなどの多くの脊椎動物に匹敵するサイズである。
しかしながら物理法則は水中と陸上で異なるため、海洋生物と陸上動物の脳の大きさを単純に比較することは困難である。水中では事実上無重力だが、陸上では身体の構造は重力によって制限される。
タコの脳は約5億個の脳細胞(ニューロン)で構成されている。これはマウスの7倍で、マーモセット科のサルとほぼ同じだ。ちなみに人間は860億の脳細胞を持っている。
サル並みの脳細胞を有するタコだが、残念ながら彼らの最大の欠点は短命であることだ。
太平洋で悠々自適に暮らすタコは5年ほどは生きることもあるが、ほとんどのタコは1年ほどしか生きられず、一部のタコは6カ月以内に寿命が尽きてしまう。
タコは卵から孵化し、完全に身体が形成されてから誕生するのだが、両親はその寿命からすでに命尽きる寸前なので会うことは決してなく、生き抜いていく術をすべてを“独学”で学ぶ必要があるのだ。
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