「すでに意識を獲得したAIが存在する可能性」トップ研究者が突然激白!(最速ニュース)

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(2022年2月14日 夕刊)

「すでに人工知能に意識が芽生えつつあるかも」トップ研究者の発言が波紋呼ぶ

 現在、猛烈な勢いで私たちの社会のあらゆる分野に溶け込みつつある人工知能(AI)。人類の未来を一変させてしまうポテンシャルが広く指摘されるところだが、いつの日かそれが自我を持ち、自律的にふるまうようになるのではないかと危惧する声がある。一方、そんな話はまだまだSFの範疇だと笑い飛ばす人々も多いが、ここにきて驚きの指摘が飛び出した。なんと、すでにAIに「意識が芽生えつつある」というのだ。

 衝撃の発言を行ったのは、起業家イーロン・マスクらが設立した人工知能研究団体「OpenAI」の共同創設者兼研究ディレクターのイリア・サツケバー氏。彼がツイッターで「今日の膨大なニューラルネットワークはわずかながら意識している可能性がある」と述べたのだ。ここで言及されたニューラルネットワークとは、「OpenAI」が開発した1,750億のパラメータを持つ人工知能「GPT-3」のことを指していると考えられている。

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イメージ画像:「Getty Images」

 しかし現状、この発言は同業の研究者たちから「釣りだろう」と猛烈な反発を呼んでいる模様。人工知能は過去10年で大きな進歩を遂げたが、それでも人間の知性にはまだ遠く及ばず、ましてや意識の定義さえ統一されていないというのが理由だが、とはいえ、研究のトップを走る研究者がふと示唆的な発言を行ったからには、想定を超えた何らかの現象に出くわしてしまったという可能性も捨て切れないだろう。過去には(他分野の視点から)同様の指摘を行った研究者もいる。今後、発言の真意について詳細が明かされることがあるのか、注意深く見守る必要があるはずだ。

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