HAARP、フリーエネルギー、反重力も… 全部ニコラ・テスラから始まった! 驚異的功績の数々を徹底解説
■米海軍が技術資料を入手、HAARPの基礎に
テスラの死後、技術資料のいくつかは米軍にもたらされ、電力の無損失送電だけでなく、電離層に電波を照射して温め、好きな地理的位置で再び地上に放射させるHAARP4.5システムが完成した。陰謀論においてこれは天候まで操作できるというが、理論的には可能とされる。
また、米軍は複数のテスラコイルや極超短波発生装置、垂直磁場発生装置、パルス磁場発生装置などを干渉させて戦艦の周囲に存在する磁場を相殺することで磁気機雷から守る実験(フィラデルフィア計画)を行ったが、フォン・ノイマン博士の指示の下、戦艦エルドリッジ号が強い磁場に覆われて消磁するどころかレーダーからも消え、さらには視界からも消えてしまうという事件が起きた。この時の資料はロシア軍にも流出し、スカラービーム発生装置や電磁バリア発生装置などに転用されたという。ただし、彼の発明品や設計図が米軍やロシア軍に提供されたという公式記録はなく、複製後に母国に返還され、2003年にはユネスコ記憶遺産に登録されている。
■カナダの電気技術者が“反重力”を発見!?
テスラの研究が後進たちに与えた影響は極めて大きかった。1979年、カナダの電気技術者ジョン・ハチソン氏が興味深い現象を発見した。高電圧発生器のヴァンデグラフ起電機と2つ以上のテスラコイルを作動していると、研究室内の空間に磁界が形成され、金属や木材、クリーム状の液体が浮揚または融解し始めたというのだ。まさに“反重力”と考えられるハチソンの研究結果に特に関心を寄せたのが起業家や米軍だった。ハチソン氏の実演では、使用された金属サンプルが砕けて未知の金属に変化したり、他の金属に溶け込んだり、不純物が飛び出るなどの現象も発生したとされるが、残念ながら科学会は彼をマッドサイエンティストと評価した。
そして彼が研究所を離れている間に政府機関によってあらゆる機材が破壊され、それ以降、反重力や金属融合、金属分裂現象などは再現できなくなっている。1990年代に一度だけ、彼が来日した際の講演を筆者も聴いていたが、ハチソン氏自身も「なぜそれが起きるのか」というシンプルな質問に対して上手く説明できなかった。
しかし筆者はさらに取材を続け、最終的にこの現象こそUFOの飛行原理ではないかと考えるに至ったのだが…… それは次回に話そう。
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2024.10.02 20:00心霊HAARP、フリーエネルギー、反重力も… 全部ニコラ・テスラから始まった! 驚異的功績の数々を徹底解説のページです。HAARP、フリーエネルギー、反重力、ニコラ・テスラなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで