日本古来の予言神事・粥占2022で信じがたい結果!! 秋から天変地異、「上下の波が…」謎のお告げも
・ 大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)
1月7日に行われた「筒粥神事」では、「コメを見ると、春から夏にかけて天候順調であり、梅雨は梅雨なりに雨が降る。日照りも十分。平年以上で順調な1年になりそうだ」との宮司の総評が出たものの、「秋口から年末に向かって、心してかかった方が良さそうだ」とも語られた。
季節からして、台風などの水害だろうか。2020年には「雨が平年以上に多そうだ」の通りに「令和2年7月豪雨」が発生したが、今年も豪雨などの水害に注意が必要だろう。
・ 箕輪南宮神社(長野県上伊那郡箕輪町)
1月8日に行なわれた「御筒粥神事」では、世相が「七分八厘」となり、昨年を3厘上回った。
総評としては、「新型コロナウイルス感染症が早く収束し、いつも通りのにぎやかな世の中に戻ることを願っている。昨年より良い結果が出ているが、安心せずになお一層気を引き締めて過ごしてもらえれば」ということで、長野県民にとっては良い知らせとなるだろうか。
・ 海童神社(佐賀市川副町)
450年近く続く「お粥開き神事」の伝統行事では、2月半ばに粥占を行い、3月15日に結果が発表された。昨年は災いを示す黒いカビが多く、豪雨をもたらす「凶」で、それに対応するように令和3年8月集中豪雨では佐賀県でも3千軒以上の浸水被害が出た。
今年は一転して「吉」となり、「大凶」を意味する500円玉大の黒いカビも散見したものの、「全体的に良く、漁業や農業の繁栄が期待できる」という。
・ 千栗八幡宮(佐賀県三養基郡みやき町)
3月中旬に行われる「御粥試」は、日本三大粥祭りの一つで、724年の創建以来続く伝統行事だ。前述のように熊本地震を1カ月前に予言するなど的中事例が多く、九州の粥占では筆者が最も注目している。2018年にも地震に注意と出て、西日本豪雨と大阪府北部地震を予言していた。また2019年は大風と地震について「見ゆ」となったが、佐賀県では激甚災害となった令和元年8月九州北部豪雨で4人の死者が出た。
そして今年3月15日に行われた粥占では、「五色が綺麗に出ている。それがまんべんなく出ている」との宮司の総評が出た。だが、台風や地震には注意が必要とも語られ、手放しでは喜べそうにない結果となった。
・ 諏訪大社下社春宮(長野県下諏訪町)
最後に、諏訪大社の「筒粥神事」だ。昨年までは4年連続で「三行半」を意味する三分五厘の凶相となったが、今年はどうだろうか。1月15日の結果では、「世の中」が三分六厘と、5年ぶりに「三行半」を脱した。宮司の総評は、「今年は上下の波が大きい印象。御柱年となるが、今はひたすら我慢をし、気を付けて過ごしていけば運気が好転するのではないか」とのこと。
筆者は2014年から毎年粥占の記事を執筆しているが、前述の通り諏訪大社における粥占の結果は全国規模の警告であるケースが多く、最も重視している。今年は6年に一度の御柱祭の年だけあって結果が注目されたが、5年連続の凶相を何とか免れたものの、上下の波が大きいという総評が出ていることが気になるところだ。
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2024.10.02 20:00心霊日本古来の予言神事・粥占2022で信じがたい結果!! 秋から天変地異、「上下の波が…」謎のお告げものページです。神社、諏訪大社、地震、粥占、水害、2022年などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで