荒れ狂うコックリさん、奇怪な声を逆再生したら…！心霊バンドマンが「どうしても打ち明けたかった」恐怖体験（座談会）

2022.04.25 17:30

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　ミュージシャンであるHiromitsu氏は、ロックバンド「OXYMORPHONN」のメンバーとして活躍している。しかし近年では、怪談師・ありがとうぁみ氏らと共にニコ生配信や、心霊スポットを探索するなど、オカルト怪奇分野での活動も精力的にこなしている。

荒れ狂うコックリさん、奇怪な声を逆再生したら…！心霊バンドマンが「どうしても打ち明けたかった」恐怖体験（座談会）の画像1 — Hiromitsu氏

　トカナはこのたび、サイキック芸人・キック氏の紹介で、Hiromitsu氏に話を伺うことができた。キック氏は、ネット番組の共演がきっかけでHiromitsu氏と知り合ったという。しかし、どうしても打ち明けたいことがあると、最近になってコンタクトしてきたというのだ。

　某月某日、日本で一番オカルト体験をしているカレー屋こと下村泰山氏の店「マジックスパイス」（東京・下北沢）にて、Hiromitsu氏を囲むオカルト食事会が開催された。この食事会には、トカナ元編集長・角由紀子氏、歌人・笹公人氏、サイキック芸人・キック氏。そして、ライターとして筆者・白神じゅりこが参加した。

　全3回に渡ってお届けする第1回目。今回はHiromitsu氏が近年最もビビったという稀有な心霊体験が明かされる。

※ UFOを見て消えた同級生… 恐怖の接近遭遇エピソードが語られる第2回はコチラ！

※ 原発事故を透視、温泉に宇宙人の子… 家族を襲う怪奇現象が明かされる第3回はコチラ！

◼心霊スポットで「こっくりさん」

Hiromitsu氏（以下、敬称略）　　キックさんと初めてお会いした時、俺は「こっくりさん」にハマっていた時期でした。もともと心霊スポットの歴史を何年も追ってきたんですが、それだけでなく、現象を見てみたいと思うようになりました。

　そこで、心霊スポットとして有名な東京・八王子の滝山城にある呪いの井戸の上で「こっくりさん」をやったんです。その時、手が濡れてきたので「汗でもかいたのかな？」と思って、ふと見たらどこも怪我などしてないのに血がべったりついていたことがありました。

「こっくりさん」って、集団催眠とか言われているじゃないですか。でも、ある実験をしたことがあって。友達と3人で「こっくりさん」をやっていた時、僕を含む2人が依代となる10円玉に指を添えて、もう1人が質問だけをする係にしたのです。その状態で、質問係は10円玉に指を添えている僕らが知らないことを「こっくり」さんに質問するんです。もし僕らが知っている話なら、自分たちで無意識のうちに10円玉を操作して答えを当てることがあるかもしれませんが、質問係しか知らないことなので、それはできない。でも、「こっくりさん」はかなりの高確率で質問の答えを当てるんです。

角由紀子（以下、角）　　それはすごいですね！

Hiromitsu　　他にも5年前に俺が実家に住んでいた頃、友達が俺の部屋に集まって「こっくりさん」の実験をしていた時の話です。そしたら、よくある話なのですが「こっくりさん」が帰ってくれなくなって。それで「帰ってください」と、依り代の10円玉から手を離した瞬間、俺の部屋から廊下を隔てたリビングの方から、ガチャガチャ！という大きな物音がしたんです。びっくりして様子を見に行くと、リビングにある台所の戸棚の奥から鍋が飛び出してきていたんです。それも、戸棚の中の物全部が崩れて出てきたのではなく、奥の方にしまってあった鍋だけが飛び出てきたんです。不思議でしたね。そういった現象を実際に動画に収められればいいんでしょうけれど。

キック　　でも、観測しているとまた現象が変化したりしますからね。

笹公人（以下、笹）　　テレビの心霊番組などで固定カメラで人形を撮影していると、夜中に微妙に動いていることってありますよね。

Hiromitsu　　振動で物が滑るという話もあります。

角　　イギリスのマンチェスター博物館に展示されている古代エジプトの彫像がひとりでに回転していた理由は、博物館周辺の交通や来訪者の人たちの振動によるものだったそうです。

Hiromitsu　　振動と言えば、日本でも近くで工事をやっていたり、高速道路があったりすると空気の振動がガラスに当たって、人間の耳には聞こえない20ヘルツ以下の超低周波が発生して健康を害するという話も聞いたことがあります。

キック　　低周波とは逆の高周波で人間を狂人にすることができるという話もありますからね。