「地球侵略を企むエイリアン文明が4つ存在」天文学者が暴露! ホーキング博士の警告が現実に?
■1万8000もの星間メッセージを送信できる可能性
1977年8月15日にSETIプロジェクトの観測を行っていたオハイオ州立大学のジェリー・R・エーマン氏が検知した謎の電波信号は「ワオ信号(WOW! Signal)」と呼ばれ、今日に到るまで発信源が特定されておらず、一説では地球外文明に由来するものではないかともいわれている。もしも地球外文明がこうしたシグナルを発信しているのであれば、こちら側からも積極的にメッセージを送ってもよさそうにも思えてくる。
ホーキング博士が危惧したようなエイリアンの地球侵略がほとんど起こり得ないということであれば、我々は未だ見ぬ隣人にメッセージを送り続けてもいいことになるが、カバレロ氏によれば将来的に我々人類は銀河系のさまざまな太陽系外惑星に1万8000もの星間メッセージを送信できる可能性があるということだ。
夢が広がる話なのだが、もちろん今回の試算には“制限”があることをカバレロ氏は認めている。
「私は人類のような生命体を前提に論文を書きました。しかし、私たちは地球外生命体の心を知りません。地球外文明は異なる化学組成の脳を持っているかもしれず、彼らは私たちと感覚を共有できないかもしれないし、より精神病理学的な行動をしているかもしれません。エイリアンがどのような存在であるかわからないのです」(アルベルト・カバレロ氏)
カバレロ氏は、今回の研究が必ずしも洗練されたものではないことを認めているが、こうして数字を出すことによって、宇宙にメッセージを送ることが実際に危険かどうかについて話し合うことができるのだと提言している。
はたして地球外文明との接触と交流は近いのか? そのために人類はもっと積極的に宇宙に向けてメッセージを発信すべきなのか。今後深まるであろう議論にも注目したい。
参考:「VICE」、ほか
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