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寿命を200歳に延ばす新薬が10年以内に登場の可能性大！「不老不死」研究に劇的進展（最速ニュース）

2022.06.30 17:30 構成＝編集部

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（2022年6月30日）

● 寿命を200歳に延ばせる新薬が10年以内に登場の可能性大！有名博士が明かす「不老不死」研究最前線

寿命を200歳に延ばす新薬が10年以内に登場の可能性大！「不老不死」研究に劇的進展（最速ニュース）の画像1 — イメージ画像：「Getty Images」

　昨今、世界の億万長者たちがAIや宇宙開発と並び莫大な投資を行っているのが人間の“不老不死”を目指す研究だ。そしてついに、人間の寿命を200歳まで延ばすことができるかもしれない新薬が今後10年以内に登場する可能性があると英紙「Daily Mail」が報じ、世界に衝撃が走っている。

　同紙のインタビューに答えた英国の計算生物学者アンドリュー・スティール博士によると、加齢とともに人体に蓄積し、組織や臓器に深刻な影響をもたらす「分裂しないが死にもしない」老化細胞（通称：ゾンビ細胞）を、“体外に洗い流す”錠剤がすでに治験段階に突入しており、今後10年以内に一般に出回るかもしれないという。また、サンショウウオやカメなど長命の爬虫類や両生類の研究も行われており、そこで明らかになった特性を人間に応用する試みも進んでいるそうだ。

寿命を200歳に延ばす新薬が10年以内に登場の可能性大！「不老不死」研究に劇的進展（最速ニュース）の画像2 — スティール博士　「Daily Mail」より引用

　これらの経緯から、博士は現在を生きる我々でさえも寿命が150歳程度になる可能性が十分あり、　癌・認知症・心臓病など死因の多くを占める病気の治療技術も進歩することで、最終的には「人間の寿命が200歳まで延びないという生物学的理由もない」と断言している。博士は自らの見解を新著『Ageless: The New Science of Getting Older without Getting Old（訳：不老 ― 年をとらずに年を重ねるための新たな研究）』にまとめているという。

　博士の予想が現実になったとして、果たして200年も生きたいと思うかという問題も浮上してくるが……、とはいえ選択肢が用意されるのはいいことかもしれない。興味がある読者は手にとってみるとよいだろう。

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