米国で暗躍する反白人武装カルト「ブラックハンマー」が凶悪すぎる! 司令官逮捕で活動激化も?
かつてロメイン容疑者は「スマイルトーン」名義でYouTuberとして活動していた。当時の動画では、2人の白人女性と一緒に笑う場面もあった。しかし、ブラックハンマー党のリーダーとなってからは民族分離主義へと傾き、党のSNSアカウントは人種差別的な投稿で悪評を博した。右翼の人々と罵倒合戦を繰り広げることもあった。ジョーカーのようなメイクを始め、組織の幹部の前で脅迫的な動画を撮影するようになった。ロメイン容疑者は増長し、党は元メンバーから「カルト」と呼ばれるまでになった。

ブラックハンマー党はハンマーシティ建設失敗の後、2021年の秋から内部崩壊を始めた。しかし、ロメイン容疑者はメンバーが党から離れようとすることを許さなかった。元メンバーは離党の際、ロメイン容疑者らにナイフを突きつけられたと述べた。
ブラックハンマー党は党員数の減少を食い止めるため、アトランタ都市圏でホームレスや若者を引き入れるための活動を展開する。ホームレスが頻繁に訪れる公園で「教会」を運営したり、駅で寝ている10代の若者と「養子縁組」も行った。党の活動を支援する研究者によると、ジョージア工科大学とジョージア州立大学の周辺で大学生からも寄付を募ったという。
衰退の一途をたどるブラックハンマー党だが、今月19日の事件でアンモンズが死亡したことをきっかけに、ロメイン容疑者は革命への情熱を強めた可能性がある。同容疑者はFacebookに「息子のアンモンズが警察に殺害された」と投稿し、「銃創は自傷によるものだ」という警察の結論に異議を唱えた。20日、ブラックハンマー党は次のような声明をSNSで発表した。

「昨日のファイエットビル警察、SWAT、FBIアトランタ本部によるブラックハンマー党への標的型攻撃によって、ガジ司令官が逮捕されただけでなく、息子のケノ(ルーシン容疑者)まで逮捕され、さらに息子のAP(アンモンズ)が射殺された」
ブラックハンマー党がこのまま自然消滅するのか、勢いを取り戻して社会の脅威となるのか、目が離せない。
参考:「IBTimes」、「The Daily Beast」、「The Colorado Sun」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊米国で暗躍する反白人武装カルト「ブラックハンマー」が凶悪すぎる! 司令官逮捕で活動激化も?のページです。カルト、ユダヤ人、監禁、黒人、アンネ・フランク、プラウドボーイズなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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