世界最恐の「生贄」文化10選! 4日で8万人、専用に育成される子供、柔らかくなるまで殴打して調理… 人類の黒歴史
6. イスラエル人
一部の学者は、古代イスラエル人の特定のカルトが、カナン人の神モロクへの崇拝の一形態として子どもを犠牲にしていたことを主張している。これらの生贄は「燔祭(ばんさい)」と呼ばれ、ヘブライ語聖書にも記述がある。
創世記のアブラハムの物語の中で、神はアブラハムに息子のイサクを燔祭の生贄としてささげるよう命じ、アブラハムは渋々ながらも受け入れたという。しかし燔祭の直前になって、神はアブラハムを止め、それは彼の信仰心を証明するためのテストにすぎないと彼に告げた。アブラハムとイサクは、代わりに燔祭の生贄として雄羊を捧げた。
この話によって古代イスラエルでは人身供養は行われていなかったともいわれているのだが、傍流のカルト組織ではその限りではないのかもしれない。
7. ハワイ人
古代ハワイ人は生贄の儀式によって戦争の神であるクーの好意を得ることができると信じていた。きわめて残酷な生贄の儀式はヘイアウと呼ばれる神聖な寺院で行われていた。
生贄の犠牲者は多くの場合、他の部族の首長で、木製のラックに逆さまに吊るされて数時間拷問された。犠牲者は体が柔らかくなるまで棍棒で殴打され、その肉は司祭や出席した他の部族の指導者によって(調理済みまたは生のいずれかで)消費されたという恐るべき人肉食が行われていたのだ。
8. カルタゴ人
カルタゴ人は、神々の寵愛を得るために残忍に子どもを犠牲にすることで知られていた。犠牲者のほとんどは乳児であり、神々に捧げられる最も純粋な生命体と見なされていたのだ。
一部の歴史家は、これらの幼児の犠牲には宗教的な理由以外にもう1つの理由があったと主張している。それは人口抑制だ。カルタゴ人は人口過剰を恐れていたと考えられ、乳児を犠牲にすることで人口を調節していたというのである。
9. ケルト人
西暦1世紀にキリスト教に改宗する前、ケルト人はかなりの数の人身供養を行って捧げていたと考えられている。ギリシャの哲学者、ストラボンの記述によれば、人身供養が多くのケルトの儀式の中心的な部分であるという。
儀式では古代ケルトの司祭であるドルイドを筆頭に集まり、犠牲者は後頭部を剣で叩かれて殺された。
他の一部の学者は、ケルト人が人身供養を行ったことを示唆する証拠はほとんどないと主張しているが、しかし儀式が行われていたとされる地域で、首を絞められ、頭を殴られ、喉を切られて犠牲になった遺体が見つかっているという。
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