英王室秘蔵の「UFOファイル」が公開へ? フィリップ殿下が70年間独自調査
先月8日、イギリスのエリザベス女王が崩御したが、これによりイギリス国内でさまざまな変化が起こると考えられている。そうした中、イギリスのUFO愛好家たちは女王の崩御で彼女の亡き夫であるエディンバラ公フィリップ王配の、70年にわたるイギリスでのUFO目撃に関する研究こと「ロイヤルXファイル」が公開されるのではないかと期待されているようだ。
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フィリップ殿下は1955年に叔父のルイス・マウントバッテン卿の家にてレンガ職人のフレッド・ブリッグス氏から宇宙人との接近遭遇を聞いた事がきっかけで、宇宙人やUFOに魅了されるようになったという。ちなみに彼は宇宙船から出てくる人影を目撃した後、謎の力で自転車から引きずり落とされたと主張している。元国防長官である故マウントバッテン卿は、ハンプシャー州にあるブロードランズ邸でフィリップ殿下に自身のUFO体験について話したという。しかし専門家によれば、この事実は国民を動揺させる可能性があったため、隠蔽されたままになっているという。
国防省の元職員で1991年から1994年まで政府のUFOデスクを担当したUFO研究家のニック・ポープ氏によれば、フィリップ殿下と彼の元王立空軍仲間であるピーター・ホースレー卿は何年にもわたってイギリス国内外のエイリアンの目撃情報を密かに調査していたという。
公にはされていなかったが、殿下らはUFO雑誌やニュースレターを購読し、目撃者にインタビューさえ行っていたそうだ。この事は「エリザベス女王も当然知っていたはずだ」と歴史家のリチャード・ドラン氏は語る。また、ジャーナリストのリンダ・モールトン・ハウ氏は、フィリップ殿下は叔父の協力を受けて英国政府が有する70年分のUFO調査を確認し、編集することができたと語る。フィリップ殿下のUFOファイルは殿下が2021年4月に99歳で死去した後も、秘密裏に保管されていた。しかしこの時は、イギリスの国防総省はこの「ロイヤルXファイル」の情報を公開することを拒否していた。
果たして、今回は情報は公開されるのだろうか。
参考:「Daily Star」、ほか
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