“呪われた映画”5選! あまり知られていない作品から厳選
ホラー映画には、ストーリーそのものより、撮影中や撮影後に不吉な現象・不幸な事件が起こる「いわくつきの映画」「呪われた映画」と噂されているものが存在する。
今回は、そんな呪われた映画からあまり知られていない作品5本を紹介する。
呪われた映画1
『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年)
ロマン・ポランスキー監督の、悪魔の子どもを身ごもった女性を描いたホラー映画。
エンタメ系海外メディア「ELLE」によると、企画が発表された時、プロデューサーのウィリアム・キャッスル宛てに、「悪魔崇拝主義者の薄汚い男よ。お前は長く病に臥せって、ゆっくりと苦しみながら死ぬ」と書かれた手紙が届いたそうだ。
撮影中にキャッスルは腎不全で入院し、「ローズマリー、頼むからナイフを降ろしてくれ」と泣き叫び、入院中に死亡したという。その後、同じ病院に緊急搬送された音楽担当のクリストフ・コメダも作品中の登場人物ハッチと同様に、「血栓による脳内血腫」で37歳の若さで死亡した。
さらに、公開から1年後、ロマン・ポランスキー監督の愛妻シャロン・テイトと胎児が、チャールズ・マンソン率いるカルト集団に惨殺され、世界を震撼させた。
呪われた映画2
『オズの魔法い』(1939年)
あまり知られていないが、ファミリー向けのミュージカル映画「オズの魔法使い」も、実は“いわくつき”である。
「ELLE」によると、主役を演じた当時17歳のジュディ・ガーランドは過激なダイエットにより、精神を患うことに。ブリキ男役のバディ・エブセンは銀色メイク用品のアレルギーで入院し降板せざるをえなくなった。西の魔女役のマーガレット・ハミルトンは撮影中に大やけどを負った。
公開後に更なる不幸な事件が起きた。オズ役のフラク・モーガンは交通事故に遭い、エム叔母さん役のクララ・ブランディックと主役のジュディ・ガーランドは薬物の過剰摂取が原因で死去したという。
呪われた映画3
『アントラトム』(1970年)
安楽死させてしまった愛犬の魂を弔うため、幼い姉弟が地面を掘りおこし地獄への門を開いてしまうというホラー映画。
映画のストーリー以上に恐ろしいのは、この映画をめぐる悲劇の数々だ。
1988年にハンガリーのブダペストで作品上映中に謎の火災が発生し56名の死者が出た。
そして、ジョーンズパーク映画祭で本作を観た映画祭の主催者、ジャネット・ヒルバーグはその24時間後に死亡。コロラド映画祭の主催者トム・スタイラムも映画鑑賞後に感電死。ラホヤ映画祭の主催者で作品を観たジョー・バリンジャーもオニダルマオコゼの毒針に刺されて死亡。更に、1993年にサンフランシスコの映画館で作品が上映された際には、精神に異常をきたした観客が暴動を起こし、死傷者30名の大惨事となった。
作品は“史上最も呪われた映画”と話題になり、フィルムは行方不明になっていた。
そして、ドキュメンタリー作家のマイケル・ライシーニとデビッド・アミトがそんな本作を追跡し続け、遂に幻の35ミリ・フィルムを発見し、ノーカットの本編に関係者の証言を交え、「アントラム 史上最も呪われた映画」というドキュメンタリーとして公開した。
実は以上はすべて設定なのだが、やはり“呪い”は存在したのかもしれない。
同作の日本での配給はTOCANAが行ったが、TwitterやFacebook、さらにYouTubeやブログなどには悲鳴にも似たレポートが多数届き、現TOCANA総裁で、オカルトライターの角由紀子も原因不明の難聴や体調不良に悩まさるなど、恐ろしい出来事が続いたそうだ。
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2024.10.02 20:00心霊“呪われた映画”5選! あまり知られていない作品から厳選のページです。呪い、ホラー映画、映画などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで