史上最も独創的なスパイ道具5選! 切り株、犬の糞…
目を見張るようなスパイ道具は映画の中だけの話ではないようだ。世界にはアッと驚くようなスパイ道具がいくつも存在する。今回はその中から5つを紹介しよう。
スパイ道具1
人工の切り株
人工の切り株の中には本物のソーラーパネルが搭載されている。これが開発された1970年代の庶民には前代未聞のガジェットだ。その目的は、ソ連のミサイルシステムからの信号を傍受し、アメリカのスパイ衛星に自動送信することだった。モスクワ郊外で国家保安委員会の職員により発見された。
スパイ道具2
犬の糞
米中央情報局(CIA)が空襲をかける際に、特定の場所を示すための無線ビーコンをカモフラージュしたものが「犬の糞」だ。正式名称は「T-1151v / USG Straight Stitch Peat Moss」と言い、ニッケルカドミウム電池3本で動作する。ターゲットセンサーから連続した信号が発せられ、数マイル離れた航空機の受信機で拾われる。
スパイ道具3
靴のヒール
社会主義国の諜報部員の多くは、欧米の外交官を監視するために、盗聴用の靴を作っていた。西側諸国の大使館員たちは、ソ連の店から物を買わないように気をつけており、すべて本国から送られてきたものを使用したが、その小包は現地のスパイの手に渡り、中身を「修正」されてしまっていた。西側の外交官たちは、どうして情報が漏れたのか、分からなかったという。
スパイ道具4
パウダーケース
一見普通に見えるこのパウダーケースも、スパイするために使われていた。これは追跡装置や暗号の読み取りにも使用されたという。今ではこのような装置を持ったスパイは存在しないかもしれないが、20世紀には「女性のハンドバッグの中の小道具」は非常に有効だったという。
スパイ道具5
ハンガー
以上は冷戦時代の公的なスパイ道具だが、現代には一般市民が気を付けなくてはならないものもある。たとえばホテルのハンガーがそれだ。あなたが宿泊している部屋のハンガーは、ビデオカメラや人感センサーを搭載しているかもしれない。インターネット上には、こうした小道具で盗撮された映像が溢れているという。高速データ転送と充電のために、USBポートを搭載し、電源は大容量リチウム電池を採用。Micro SDカードに直接データを保存することができる。
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2024.10.02 20:00心霊史上最も独創的なスパイ道具5選! 切り株、犬の糞…のページです。スパイ、ソ連、冷戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで