ロウソクに囲まれた動物の心臓… 英で悪魔崇拝者が儀式、不吉な出来事が連発
イギリスのハンプシャー州にて、「悪魔崇拝の儀式」の痕跡が確認されて話題になっている。
地元警察によると、1月13日の午前7時45分頃、ニューフォレストのスタッグベリー・ヒルの頂上にある大きな岩の上に、奇妙な物が置かれているのを地元の人が発見。5つの動物の心臓が十字架を描くように配置され、周りに蝋燭が立てられていたため、現場の写真を撮影してから警察に通報したという。
ハンプシャー州ニューフォレストでは先月も猫の死体が旗竿に複数ぶら下げられている様子が発見されたり、ブラムショーにある教会でも敷地内に動物の死体が意図的に放置されているところが牧師によって発見されている。しかも、この教会ではその後不吉な出来事が連続して起こっているのだとか。さらにその数週間前には、12世紀に建てられた教会の玄関先でキツネが無惨に殺された状態で置かれていたという。
ニューフォレストでは2019年にも同様の不気味な事例が多数報告されており、羊を殺した後にスプレーで五芒星を描いた死体が意図的に放置されたり、中世の教会に同じマークがスプレーで落書きされたりしていた。
地元の教会関係者や、住民らはこれらの動物の死体や一連のいたずらは悪魔崇拝者によるものだとして批難の声を上げているという。地元の教会の牧師は「なぜこの地域でこのようなことが起こっているのか、まったくわかりません。生活全般に対する怒りなのか、教会に対する怒りなのか、それとも魔術と関係があるのか。何とも言えません」と語っている。
イギリス国内にて悪魔崇拝に傾倒する若者が増えているといわれているが、これらの不気味な儀式の痕跡は彼らが残したものなのだろうか。いずれにせよ、地元警察は不気味な儀式が行われた地域のパトロールを強化すると明らかにしている。
参考:「Daily Mail」ほか
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