ミステリーサークル・アーティスト、超常現象狂信者に嫌気がさし活動を辞める

画像は「Daily Star」より

 ミステリーサークス・アーティストのデーン・ハイネ(49)は、農家の畑に見事なデザインのミステリーサークルを作る才能を有していた。しかし、エイリアンの仕業だと頑なに信じる人々の多さに嫌気がさし、この仕事を辞めることを決意した。

 サマセット州グラストンベリーに住む彼は、木の板と測量用レーザーを使用して、これまで約100件に及ぶミステリーサークルを製作した。

 しかし、近年になって病気を持つ患者を畑に引きずり込んで”治療”させようとする人々が増えているというのだ。彼はこのことに強い不満を抱いていた。
デーンは次のように語る。

 「誰かが本に書いたんだ。ミステリーサークルは人々を癒す効果があるってね。そしてパーキンソン病の人たちをミステリーサークルに引きずり込んで、震えさせてそれで治すっていうんだ。それで治ると思っているようだ。それに、研究者を名乗って謎に迫っていると称して、写真や本を売って、世界中で講演するような人たちもいる。私の作品を勝手に使用した研究者が何人もいたよ」

 デーンがアート制作を辞めたもう一つの理由は、農家がピンチを感じているため依頼が減っているというきわめて現実的な事情によるものだ。デーンのミステリーサークルデザインはグーグル・アースでも閲覧することができ、世界中から訪問者が訪れているほど有名である。

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Daily Star

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文=ZENMAI(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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