1969年に書かれた“少女のメモ予言”が的中しすぎだと話題! Zoom会議の出現などを描写か

 2021年、古いソファーの隙間で発見された古い子供の作文に、現代のオンライン会議の様子が正確に描写されていたと話題になった。未来予知の能力は誰にでも眠っているといい、本人が気づかないうちにその力を発揮することもある。この作文を書いた少女も、そんな予知能力者の1人だったのか?

1969年に書かれた“少女のメモ予言”が的中しすぎだと話題! Zoom会議の出現などを描写かの画像1
手紙を持つローザ・ベッカートンさん。画像は「Daily Star」より引用


 ピーター・ベッカートンさんは家具職人で、古い家具の修理、リメイクなども請け負っており、その過程では隙間に挟まったゴミなど、実に様々な物が見つかるという。最近も古いソファーを修理中に子供が書いた古い作文を見つけたのだが、その内容を読んでピーターさんは非常に驚いた。その作文には、現代のオンライン会議の様子が克明に描かれていたのである。

『1969年では、電話は上に受話器が置かれた四角い箱でした。しかし、今の受話器では、話している相手を見ることができます。通話相手を見ることができる画面があるからです。それはちょっとテレビに似ています』(作文より)

 作文は『The Time 1980』というタイトルで、1969年2月23日の日付が書かれている。そのタイトルから想像できるように、1969年に11歳だった少女が1980年に生きる未来の自分の生活を思い浮かべて書いた作文である。学校の課題だったのか、ところどころに赤ペンで修正が入っており、『Good』の評価も付けられていた。

1969年に書かれた“少女のメモ予言”が的中しすぎだと話題! Zoom会議の出現などを描写かの画像2
画像は「Daily Star」より引用


 興味深いのはその内容である。文中の彼女は、未来の夫から「友達に電話をかける」と言われて、「じゃあ部屋を掃除しなきゃ」と返している。友達とオンライン飲み会をやるため、背景だけちょっと片付ける現代の我々の様子を思い起こさせる描写である。

 作文には他にも様々な未来予測が書かれている。例えばテレビについては、「画面は巨大で、椅子のアームにオンとオフを切り替えられるノブが付いている」、食事は「チューインガムだけ食べれば十分」などというものだ。音声だけでオン・オフどころかチャンネルの切り替えまでやってくれるスマートテレビの予測までは正確にはできなかったようだが、テレビの利用方法が様変わりしたことは当たっている。また、1日一回これだけを食べればいいという完全栄養食を予測している点は興味深い。

 ピーターさんとその妻ローザさんはこの作文をネットに公開し、書き手である元少女を探している。生きていれば63歳である彼女は、まるで未来を予知したかのような作文を読んで何を思うのだろうか? 見つかることを祈りたい。

参考:「Daily Star」ほか

 

※当記事は2021年の記事を再編集して掲載しています。

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