【閲覧注意】鼻と耳を切除し、全身を黒く染めた男「ブラック・エイリアン計画」の現在地

極端な身体改造の世界で、今もっとも注目を集めている人物がいる。フランス人のアンソニー・ロフレド氏(37)だ。彼は自らの肉体を徹底的に改造し、「ブラック・エイリアン」へと進化させるプロジェクトを長年続けている。
最近、ロフレド氏は自身のInstagramを更新し、その進化の過程が「71%」まで完了したことを明かした。全身を黒いインクで覆い、人間離れした姿へと変貌を遂げていく彼の姿は、世界中に衝撃を与え続けている。
耳、鼻、そして指までも切断
ロフレド氏が行ってきた改造の内容は、単なるファッションとしてのタトゥーやピアスの域を遥かに超えている。彼はこれまでに、両耳、鼻、そして上唇を切除しているのだ。さらに驚くべきことに、エイリアンのような手の形状を再現するために、左手の指を2本切断している。
また、頭部や腕の皮膚の下には多数のインプラントを施し、凹凸のある異形のシルエットを作り上げている。眼球へのタトゥーを含め、皮膚のほぼ全域が黒く染め上げられたその姿は、まさにSF映画から飛び出してきた地球外生命体のようだ。
なぜ人間を辞めてエイリアンになるのか
健康な身体の一部を切り落としてまで、なぜ彼は「人間」を辞めようとするのか。多くの人が抱くその疑問に対し、ロフレド氏は過去のメディア取材で、自身の内面的な動機を語っている。

2021年のスペイン紙『El Periódico』のインタビューで、彼は「自分の身体に対する違和感を解消し、気分を良くするため」だと説明した。「なぜ地球には人間しかいないのか? もっと別の何かがいるのではないか?」という根源的な問いを抱き続け、地球外の世界に強く魅了されているのだという。
また、ドキュメンタリー番組では「幼い頃から孤独だった」と語り、人間社会への興味の薄さが、この極端な変身願望に繋がっていることを示唆している。
揺れる心と「普通の青年」だった過去
強固な意志で改造を続けているように見えるロフレド氏だが、葛藤もあったようだ。2023年12月には、プロジェクトが「すべての意味を失った」と語り、エイリアン化の中断を示唆したこともあった。しかし、最近の「進化71%」という投稿を見る限り、彼のプロジェクトは再び動き出したようだ。

ネット上では、改造を始める前の彼の写真も公開されている。そこには、どこにでもいるハンサムな青年の姿が写っている。かつての「普通の男」が、未知なる最終形態へと向かう姿に、世間の困惑と関心は尽きない。残り29%の進化で彼がどのような姿になるのか、想像を絶する変貌はまだ続きそうだ。
参考:LADbible、ほか
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2024.10.02 20:00心霊【閲覧注意】鼻と耳を切除し、全身を黒く染めた男「ブラック・エイリアン計画」の現在地のページです。身体改造、タトゥー、切除、人体改造などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで