軍隊は核兵器を使ってUFOを撃ち落としていた? 映画監督が暴露した「核実験の真の目的」

アメリカ軍をはじめとする世界各国の軍隊が、UFO(未確認飛行物体)を撃墜するために核兵器を使用していた――。そんな衝撃的な証言が飛び出し、波紋を広げている。
この主張を行ったのは、映画監督のダン・ファラー氏だ。彼は4年間にわたり、アメリカ政府や軍の高官たちと極秘に接触し、地球外生命体に関する情報を取材してきた。ポッドキャスト番組『ジョー・ローガン・エクスペリエンス』に出演したファラー氏は、1950年代に行われた核実験の多くが、実は異星人の乗り物を無力化するための秘密作戦だったと語った。
「ダイナマイト漁」のようなUFO狩り
ファラー氏によると、軍事諜報機関は初期の段階で、核爆発が引き起こす衝撃波や電磁パルス(EMP)がUFOを墜落させる効果を持つことに気づいたという。そこで彼らは、高高度核実験を利用して意図的にUFOを狙い撃ちにする作戦を開始した。
「まるで樽の中の魚を撃つようなものです」とファラー氏は表現する。アメリカだけでなくソビエト連邦も同様の手法を採用し、墜落したUFOから高度な技術を回収しようとしていたという。さらに、冷戦中に行われた数百回に及ぶ水中核実験も、海中に出入りするUFOを標的にした「ダイナマイト漁」のような行為だったと指摘している。
「狂気の沙汰です。核戦争を誘発するリスクがあるだけでなく、人類よりもはるかに知能の高い種族に喧嘩を売っていたのですから」とファラー氏は警告する。

新たな冷戦:異星人テクノロジーの争奪戦
ファラー氏の最新ドキュメンタリー『The Age of Disclosure』では、過去80年にわたるエイリアン情報の隠蔽工作と、回収されたUFO技術の軍事転用について詳述されているという。
番組内で言及されたのは、マルコ・ルビオ上院議員やジェームズ・クラッパー元国家情報長官(DNI)らの証言だ。彼らは、世界が現在、回収された異星人の技術をリバースエンジニアリング(解析・模倣)するための「新たな冷戦」状態にあることを認めているという。
特にルビオ議員は、中国がこの競争でアメリカを出し抜くことを強く懸念しており、「もし中国に先を越されれば、我々は終わる」と深刻な表情で語ったとされる。アメリカ、ロシア、中国は、非人類のテクノロジーを兵器化する競争にしのぎを削っているというのだ。

政府の否定とトランプ次期政権の動き
一連の主張に対し、アメリカ政府は「地球外生命体の証拠は見つかっていない」「エイリアンの宇宙船を回収した事実はない」と公式に否定し続けている。エネルギー省の報告によれば、1945年から1992年の間に実施された1054回の核実験はあくまで軍事目的とされている。
しかしファラー氏は、トランプ次期大統領がすでにトゥルシー・ギャバード次期国家情報長官に対し、ドキュメンタリーで提起された主張の調査を命じたと明かした。歴代大統領にも隠されてきた秘密が、ついに白日の下にさらされる時が来るのかもしれない。
核兵器でUFOを撃ち落としていたという驚愕のシナリオ。もしこれが事実なら、私たちが知っている歴史は大きく書き換えられることになる。トランプ政権の調査によって、「パンドラの箱」が開かれる日は近いのかもしれない。
参考:Daily Mail Online、ほか
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2024.10.02 20:00心霊軍隊は核兵器を使ってUFOを撃ち落としていた? 映画監督が暴露した「核実験の真の目的」のページです。原子爆弾、核実験、The Age of Disclosureなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで