都会の排水路に身長2.7mの怪物が現れた! カリフォルニアを震撼させた「ブエナ・フット」事件… 警察が隠蔽した“地獄の悪臭”の正体

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 アメリカでビッグフットの目撃談といえば、深い森や人里離れた険しい山岳地帯がお約束だ。しかし、1982年のカリフォルニア州ブエナパークで起きた事件は、その常識を根底から覆した。

 住宅街のど真ん中、それもアパートの裏手にある排水路に、身長2.7メートルを超える「毛むくじゃらの怪物」が現れたというのだ。

 都会の排水路にビッグフットなんて、下水道にワニがいるという都市伝説レベルの話に聞こえる。だが、当時の目撃者たちの証言は、40年以上経った今もなお、驚くほど生々しいものなのだ。

住宅街を襲った「地獄のような悪臭」と咆哮

 事件が起きたのは1982年5月10日の夜。当時16歳だったレイモンド・ヒンズリー氏は、兄や友人たちとアパートの裏で過ごしていた。

「まず音が聞こえて、みんなでそっちを見たんだ。……その直後、ひどい悪臭が漂ってきた」

 彼らが目にしたのは、わずか10メートル先の排水路に立つ、巨大な人型の生物だった。ヒンズリー氏によれば、その怪物は「唸り声が大きくなるにつれて、体もどんどん大きく見えるような」圧倒的な威圧感を放っていたという。

 アパートの管理人、フランク・ミサネリ氏も当初は住民たちの話を疑っていたが、現場で「映画の恐竜のような咆哮」を聞き、さらに「下水道よりもひどい、地獄のような臭い」を嗅いだ瞬間に、考えを一変させた。

 この「臭い」というのがビッグフット目撃談の重要な共通点だ。北米では古くからスカンク・エイプ(悪臭を放つ類人猿)とも呼ばれるが、都会の真ん中でその異臭が放たれた事実は、単なる勘違いでは済まされないリアリティを醸し出している。

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画像は「SFGATE」より

警察が提示した「お粗末な正体」と住民の反発

 騒動は広がり、付近の住民たちはこの怪物を「ブエナ・フット」と呼び、恐怖に震えた。親たちは子供を外に出さず、家中の鍵を閉め切る異常事態となった。

 しかし、数日後に警察が発表した「解決策」は、あまりにも拍子抜けするものだった。

 警察は、現場から少し離れた場所で撮影された「上半身裸で髭面のホームレス男性」の写真を提示し、「住民はこの男性を見間違えたのだ」と断定したのである。

 これには目撃者たちが猛反発。身長2.7メートルの巨体と、人間離れした咆哮、そしてあの強烈な悪臭……。日本の感覚で言えば、明らかにヒバゴンを見たと言っているのに「それは野良猫の見間違いだ」と片付けられるような、当局による強引な幕引きを感じざるを得ない。

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画像は「SFGATE」より

泥の中に遺された「人間を超越した力」の痕跡

 警察が匙を投げる一方で、超常現象の調査チームが現場で決定的な証拠を見つけていた。

 排水トンネルのぬかるんだ壁に残されていた、巨大な「手形」だ。

 調査員によれば、その手形は泥の中に深く押し込まれており、体重約77キロ(170ポンド)の人間が力一杯押しても、その半分ほども沈まなかったという。つまり、その手形を残した主は、人間の数倍の筋力と体重を持っていたことになる。

 残念ながら、当時採取された石膏型は現在行方不明となっている。しかし、カリフォルニア州では近年、ビッグフットを「州の公式な未確認生物」に指定しようとする動きすらあり、ブエナ・フットのような「都会型ビッグフット」の記録が再評価される日が来るかもしれない。

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画像は「SFGATE」より

真実は鼻が覚えている

 現在コロラド州に住むヒンズリー氏は、今でもあの夜の出来事を鮮明に覚えている。周囲から「作り話だ」と笑われても、彼の信念は揺るがない。

「もし、あの姿を見て、あの臭いを嗅いで、あの声を聞いていたら、誰だって信じざるを得ないはずだ」

 科学がどれだけ進歩しても、私たちの隣には、まだ正体不明の「何か」が潜んでいるのかもしれない。排水路の闇の中から、再びあの地獄のような臭いが漂ってきたとき……その時こそ、人類は「ブエナ・フット」の真実と向き合うことになるのだろう。

参考:SFGATE、ほか

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