「殺した友人の幽霊に呪われた…」床下に死体を埋めた男が警察に出頭! インドで起きた不気味すぎる殺人事件

「殺した相手の幽霊が枕元に立つ」――ホラー映画や怪談ではお決まりの展開だが、現実の世界でこれほど恐ろしいことはないだろう。
インド中部のチャッティースガル州で、自ら手を下した友人の「幽霊」に毎晩のように苛まれ、耐えきれずに警察へ自首した男の事件が話題となっている。
酒、スマホの破壊、そして床下に隠された死体。人間の浅ましさと罪悪感が生み出した、戦慄のサイコホラー事件の全貌。
深夜の訪問者と「スマホ破壊」が招いた惨劇
事件が起きたのは2026年3月24日から25日にかけての深夜。アンビカプール地区のバグワンプール村に住むミトレシュ・クジュル(37)の家に、友人のブリジラル・アガリヤ(35)が泥酔状態でやってきた。
アガリヤは「一緒に飲もうぜ!」としつこく絡んできたが、折しもヒンドゥー教の神聖な期間である「ナヴラートリ」の最中だったため、クジュルはこれを固辞。口論はエスカレートし、取っ組み合いの喧嘩に発展した。
その最中、酔っ払ったアガリヤがクジュルの携帯電話を壊してしまう。これに激昂したクジュルは、その辺にあった木の棒を掴み、友人が息絶えるまで殴り殺してしまったのだ。
「スマホを壊されたから殴り殺す」という短絡的すぎる動機に唖然とするが、血の気が引いたクジュルとその妻ラジュクマリ(36)は、すぐに隠蔽工作に取り掛かった。二人は家の中に急いで穴を掘り、遺体を放り込んでベニヤ板と土で覆い隠すと、親戚の家へと逃亡した。
「俺の葬式をしてくれ…」毎晩現れる血まみれの友人
親戚の家に身を隠した夫婦だったが、ここからクジュルにとっての「本当の地獄」が幕を開ける。
彼のもとに毎晩、自分が撲殺したアガリヤの「幽霊」が現れるようになったのだ。幽霊は彼を恨むだけでなく、「俺の最期の儀式(葬儀)をちゃんとやってくれ」と執拗に要求してきたという。
日本の怪談「四谷怪談」やエドガー・アラン・ポーの「告げ口心臓」を彷彿とさせる、罪悪感が引き起こした典型的な幻覚……と言ってしまえばそれまでだが、当人にとっては正気を失うほどの恐怖だったに違いない。
激しい精神的トラウマに耐えきれなくなったクジュルは、逃亡から数日後の火曜日の夜、自ら警察署に足を運び、幽霊の話と共にすべてを自供した。

警察は「幽霊説」を冷ややかに一蹴
水曜日の朝、警察と法医学チームがクジュルの自宅の床下を掘り返すと、彼の供述通りアガリヤの遺体が発見された。クジュルと妻は殺人および証拠隠滅の容疑で逮捕された。
地元コミュニティでは「神の罰だ」「超自然的な力が働いた」と大騒ぎになっているが、警察の反応は極めて冷ややかだ。
市警察のラフル・バンサル警視は、「幽霊の話など消化しきれない(信じられない)」と一蹴。「単に死体を長期間隠し通すことは不可能だと悟り、恐怖と心理的プレッシャーに押しつぶされて自首しただけだろう」と、極めて現実的な見解を示している。さらに「殺人の本当の動機は他にあると睨んでおり、まもなく結論が出る」と、スマホ破壊以外の裏事情があることも示唆している。
幽霊が本当に現れたのか、それとも良心の呵責が生み出した幻影だったのか。どちらにせよ、殺した相手が物理的にも精神的にも「床下(心の奥底)」から腐臭を放ち始める前に、彼は白状するしかなかったのだろう。
「死人に口なし」とは言うが、時には死人の方が雄弁に、そして執拗に語りかけてくることもあるようだ。
参考:Coast to Coast AM、ほか
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