空に浮かぶ巨大な“光の塊”にSNS騒然! カナダの夜空に現れた謎の現象はロケットの痕跡か、未知のUFOか

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画像は「CBC」より

 夜空を見上げて、見慣れない光や正体不明の物体が浮かんでいたら、誰しもスマホを向けてSNSでシェアしたくなるものだ。カナダ西部の夜空に突如として現れた「謎の光る塊」もまた、瞬く間にネット上を巻き込み、大規模なUFO騒動へと発展した。

夜空を漂う「光るスライム」の襲来!?

 事の発端は火曜日の午後10時過ぎのこと。カナダ西部の夜空に、まるで巨大なスライムかアメーバのような「光る塊(Glowing Blob)」がフワフワと漂う姿が多数目撃されたのだ。

 目撃エリアは西海岸のブリティッシュコロンビア州から、隣接するアルバータ州にかけての広範囲に及んだ。またたく間に地元のSNSコミュニティは、驚いた住民たちが撮影した奇妙な動画で溢れかえった。暗闇の中をぼんやりと発光しながら不気味に広がっていくその姿は、たしかにこの世のものとは思えない神秘さと不気味さを放っていた。

エイリアンの宇宙船か、それとも…

 これほど不可解な物体が空に現れれば、当然ながら「ついにUFOが姿を現した!」「エイリアンの襲来だ」とオカルトファンが色めき立つのは万国共通のお約束である。

 一方で、冷静なネット民たちからは「大型のドローン群ではないか」「気象観測用の気球が光を反射しているだけだろう」といった現実的な推測も次々と書き込まれ、正体を巡る議論は白熱した。たしかに、アダムスキー型のようないかにもな空飛ぶ円盤ではなく「不定形の光る塊」というところが、逆にリアルな想像力を掻き立てるのだろうか。

一番の有力説は「1時間前のロケット」だが……

 議論が紛糾する中、最も説得力のある説明として浮上したのが「ロケットの打ち上げに伴う視覚効果」という仮説だ。

 実はこの謎の光が目撃される約1時間前、遠く離れたアメリカ・カリフォルニア州からロケットが打ち上げられていた。ロケットが大気圏上層へと向かう際、放出されたガスが太陽光(地上は夜でも上空には光が当たっている状態)を反射し、巨大な光の塊や奇妙な雲のように見える現象が起きることがある。日本でも過去に、イプシロンロケットなどの打ち上げ後に「夜光雲」と呼ばれる似たような光る雲が目撃され、UFO騒ぎになったことがある。

 タイミングや見え方を考慮すれば、この「ロケット由来のガス」という説が最も腑に落ちる答えだ。とはいえ、夜空に浮かぶ得体の知れない光を見て「もしかしたら宇宙から来た何かかもしれない」とワクワクする感情は、どれだけ科学が進歩しても人間から失われることはない。

カナダ西部の夜空を漂っていたあの光る塊は、本当にただのロケットの痕跡だったのか。それとも、ロケットの打ち上げという絶好のカモフラージュに紛れて地球を観察しに来た“非人間的な何か”だったのだろうか。

参考:Coast to Coast AM、ほか

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