【科学者連続失踪】NASAや核兵器施設のエリートはなぜ荒野で消えるのか? 匂いの痕跡すら残さない“神隠し”の恐怖

米ニューメキシコ州の荒涼とした山脈地帯で、一人の女性科学者が忽然と姿を消した。車はガラスが割られ、中には3台のノートパソコン。そして警察犬は、車から続く彼女の「匂いの痕跡」を全く見つけることができなかった。まるで、その場から空へと連れ去られたかのように——。
TOCANAでもたびたび報じているように、近年、アメリカの航空宇宙、防衛、そして原子力部門に関わる研究者たちの不審な失踪や死が相次いでおり、このイングリッド・コリーン・レーン氏(37歳)の未解決事件が、再び気味の悪い注目を集めている。
割れた窓、3台のPC、消えた匂い……車に残された不可解な状況
神経科学者であり生体工学者でもあるレーン氏が姿を消したのは、2023年10月のこと。彼女はニューメキシコ州の山奥にある仏教の瞑想リトリート(静養施設)に1週間の予定で滞在していたが、翌朝突然「アルバカーキとロスアラモスに行く」と言い残して施設を後にした。

その日の午後、未舗装の山道で立ち往生している彼女に2人のハンターが声をかけ、「メインの道路まで送ろうか」と申し出ている。これが最後の目撃情報だ。ハンターによれば、当時の彼女は非常に落ち着いており、「どうしても山の頂上に行きたい」と語っていたという。
3日後、AppleのAirTagの電波を追跡した捜査当局によって、標高約2700メートルの電波も届かない火山地帯で、彼女の黒いスバルの車が発見された。
発見時の状況は異様だった。車の後部ガラスは巨大な岩石によって粉々に砕かれており、フロント部分にも大きな損傷があった。車内には3台のノートパソコン、未登録の使い捨て携帯電話、そして鍵がイグニッションに刺さったまま残されていた。
鑑識の結果、レーン氏が車の近くにいたことは間違いないとされたが、警察犬を投入しても車から離れていく「足跡や匂いの痕跡」は一切発見できなかったのだ。

ロスアラモス国立研究所と「消える科学者たち」の奇妙な接点
当初、この事件は「精神疾患を抱えた仏教徒のミュージシャンが、発作的に山に消えた悲劇」として片付けられそうになっていた。しかしネット上の探偵や陰謀論者たちが、彼女の「経歴」と「周辺の出来事」に奇妙な点を見つけ出し、事態は急展開を見せている。
彼女は失踪当時、ニューメキシコ大学の「マインド・リサーチ・ネットワーク」で神経画像の技術開発などに携わっていた。そして彼女の友人は、彼女がアメリカの核兵器開発の聖地である「ロスアラモス国立研究所」のプロジェクトに関わっていたとSNSで語っている。
ロスアラモスといえば、原爆の父・オッペンハイマーで知られるだけでなく、UFOや未確認航空現象(UAP)の目撃情報が絶えないオカルト・陰謀論のメッカでもある。そして恐ろしいことに、近年ニューメキシコ州やカリフォルニア州では、この研究所や軍事施設、NASAに関わりのある科学者や元高官が次々と失踪しているのだ。
元空軍将軍のウィリアム・マキャスランド氏。核兵器施設で働いていた政府請負業者のスティーブン・ガルシア氏。ロスアラモス研究所の元職員であるメリッサ・カシアス氏とアンソニー・チャベス氏。そして2025年、ハイキング中に前の男が振り返った一瞬の隙に跡形もなく消え去った、NASA関連科学者のモニカ・レザ氏。
レーン氏の「匂いの痕跡が途絶えている」という異様な状況は、このNASA関連科学者のレザ氏の失踪事件と不気味なほど酷似している。
彼女を連れ去ったのは誰か? 残された謎
レーン氏の夫(NASAの元インターン生)は、彼女が以前から自殺願望を口にしていたと警察に語っている。しかし一方で、家族や友人は「失踪直前の彼女はむしろ前向きで落ち着いていた」と証言しており、真実は闇の中だ。
ヘリコプターやドローン、80人以上のボランティアによる大規模な捜索が行われたにもかかわらず、2年以上が経過した今も彼女の遺体や所持品は一切発見されていない。
国家の最高機密に関わる頭脳たちは、なぜ次々と荒野へと吸い込まれ、二度と帰ってこないのか。スパイによる拉致か、国家による口封じか。あるいは、UFO目撃の絶えないロスアラモスの空から、“何者か”に引き上げられたのか。警察犬すら追えなかった彼女の足取りは、今もニューメキシコの広大な空へと向かって途切れたままだ。
参考:Daily Mail、ほか
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