大ピラミッドの謎の答えは「内部」ではなく“姿そのもの”にあった!? 石に刻まれた天文学的メッセージとは

その建造方法や目的など今も謎に包まれているギザの大ピラミッドだが、その謎を解く鍵は内部にあるのではなくピラミッドの姿そのものが体現しているのだと示唆する新たな研究が登場している――。
■大ピラミッドの姿は天文学的メッセージ!?
何百万トンもの石が積まれた驚異の古代遺跡であるギザの大ピラミッドだが、新たな研究論文によると、その最も重要なメッセージは人々の目の前にある可能性があるという。
独立研究者のセフィ・レヴィ氏が「SSRN」と「Zenodo」で発表した研究では、ピラミッドの高さ、底辺、傾斜面、そして全体の形状は、建設者がいなくなった後も長く残るように設計された数値体系を表していると主張している。ピラミッドの姿そのものが後世へのメッセージであるというのだ。
レヴィ氏はこれらの寸法が月の周期、暦、そして肉眼で見える惑星の周期と驚くほど一致すると指摘し、これらの数字はエジプト人の数学、時間、そして天体に関する知識を永遠に保存するために意図されたものであると確信している。
「ピラミッドは知識の容器ではない。ピラミッドそのものが、石になった知識なのだ」(研究論文より)
主流のエジプト学では、ピラミッドは約4500年前にクフ王のために建てられた葬儀用の記念碑であると考えられている。空のままであった花崗岩製の石棺、葬祭施設、王家の墓地は、その節を裏付けるものだが、クフ王がそこに埋葬されたことを証明するものではない。
古代の文献にはその姿と天文学に関係については書かれてはいないが、レヴィ氏はピラミッドの主要な寸法を調べ、古代エジプトの書記が用いた分数を用いてそれらを計算した。
同論文によると、得られた答えは数学や天文学において重要な数値に繰り返し近い値を示すという。
簡単な計算で27.5という値が得られ、月が地球に最も近づく近地点の間隔である、およそ27.55日間の周期に一致する。
別の計算結果では、ちょうど70という値が得られ、レヴィ氏はこの値をシリウスが太陽の光に隠れて沈んでから昇るまでの約70日間の期間と関連づけた。
ほかの計算結果も、土星、木星、金星、火星が地球の空を横切る際の周期的な動きに近いとレヴィ氏は主張する。
彼はまたピラミッドの比率が円周率や黄金比に似た数値を生み出すと主張した。
これらの理論を総合すると、建設者たちはピラミッドを、時間、空間、そして天体に関する彼らの理解を永続的に記録した石の建造物へと昇華させたことが示唆されてくるということだ。
レヴィ氏のより包括的な理論は、エジプトの創造神話に端を発しており、そこでは最初の陸地は水に覆われた世界から出現したとされている。
この物語はエジプト人の遠い祖先が住んでいた可能性のある実在の場所に基づいているかもしれないと示唆し、彼が候補に挙げているのは、モーリタニアにある巨大な環状地形であるリシャット構造(Guelb er Richat)で、「サハラの目」とも呼ばれている中心部が盛り上がった地形である。
数千年前、サハラ砂漠が今よりも緑豊かで湿潤だった頃は、「サハラの目」の周囲が水に囲まれていた可能性がある。この説によれば、地域が乾燥化するにつれて人々はそこを離れ、故郷の記憶を携えながらナイル川に向かって東へ移動していったという。
レヴィ氏は後の世代がギザでその記憶をピラミッドで再現したのだという。言い換えれば、彼はギザの大ピラミッドには、エジプトの遠い祖先がどこから来たのかという物語が保存されていると主張している。
「サハラの目」とギザを結びつける直接的な証拠はなく、そのような移住の旅が実際に起こったことを証明するものもないが、この斬新な研究がどのような反応を招くのかしばらく見守る必要がありそうだ。
参考:「Daily Mail」、「Espacio Misterio」ほか
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2024.10.02 20:00心霊大ピラミッドの謎の答えは「内部」ではなく“姿そのもの”にあった!? 石に刻まれた天文学的メッセージとはのページです。古代エジプト、神話、天文学、大ピラミッドなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで



