公道を時速200キロ超え!!クレイジーさがくせになるマン島TTレースとは?

「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった」

 このセリフは、某暴走族漫画にて、事故を起こした者に登場人物が吐き捨てたヒトコトだが、路上でコケたあとにこのセリフをつぶやいたこともあるライダーも多いのではないだろうか?

 バイクなどの2輪車は、言うまでも4輪車に比べてバランスをとるのが難しく、路上に落ちてある小石を踏んだだけでも車体が左右に揺れることもある。またカーブを曲がっている最中に、路上の障害物に乗り上げようものなら、その瞬間車体が横に滑り、コースアウトしてしまうことも。

 非常に取り扱いがピーキーな乗り物のバイクだが、その背に跨り疾走した時の爽快感は何者にも代えがたいものがあり、その魅力にとりつかれている人も多い。またただ走るだけでなくスリルを追い求め、整備されていない山道を爆走するものもいる。

 モータースポーツとしても人気が高く、各国でレースも開催されている。中でも最もクレージーで、エキサイティングなバイクレースが『マン島TTレース』だろう。

公道を時速200キロ超え!!クレイジーさがくせになるマン島TTレースとは?の画像1※画像:You Tubeより

 マン島TTレースはおおよそ100年前より、イリッシュ海の中央に位置するマン島にて行われている。市販されているマシンやレーシングチームがセッティングしたマシン、さらにサイドカーや電動バイクなどなど、ありとあらゆるバイクが、各クラスごとのタイムアタックを行ない順位を決めている。

 このレースの最大の特徴であり、最大の危険ポイントは、公道で行われるということに尽きる。レースは1周約60kmのコースで、バイクのスピードは最高速が200km/hを超えることもある。

 だが目もくらむようなスピードで走る舞台のすぐ脇には家が立ち並び、山岳コースにはコースアウト防止の柵もないところもある。また道路も整備はされているだろうが、レース場ほどキレイにツルツルになっているわけではなくところどころに亀裂が走り、また傾斜に合わせアップダウン、道路の横には木々も立ち並んでいるため、コース上に木の葉などの障害物が現れることも多い。

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