KKKが戦争準備体制に!? 軍事訓練キャンプにカメラが潜入、過激化するKKKの活動が明らかに!
■組織が追い詰められた時に悲劇が起こる
1970年代からKKK問題について研究をしている刑事司法専門の教授ブライアン・レヴィン教授は、「KKKのようなグループは時に本気を示すために武器を選択します。しかしこのグループの人数は少なすぎるので、軍隊としての危険性はありません」と言い、「本当の危険性はグループが分裂し、新しいリーダーが名を上げたいと思った時に起こりえます」と語る。
そして教授はこうも言う。
「現在よりはるかに多くのメンバー数を誇った昔のKKKの影に悩まされているのだとも言えるでしょう。今、彼らは追い詰められたネズミのようなもの。しかし、彼らがさらに過激化し、危険性を増す可能性は十分に有ります」
そのレヴィン教授の警告通りの事が起こった。4月13日、元 KKKの派閥リーダー、グレン ・ ミラー、別名フレイジャー ・グレン・ ミラー・ジュニアは、カンザス州オーバーランド公園、ユダヤ人コミュニティ・センターで無差別発砲し、それによって3人が死亡した。
レヴィン教授は、「KKKは文化的に重要でなくなってきている。しかし、このことがKKKのような過激派グループを絶望的な行為に駆り立てる可能性があります」と言い、「今日、KKKの募集活動が若者をターゲットにしているのは二つ理由があります。まずメンバーの年齢が高くなっているので、若い人の加入によって組織の存続を図っていること。そして、若いメンバーはインターネットのようなテクノロジーを使いこなせるからです」と警戒を呼びかけている。
この「Daily Mail」オンライン版の記事を読んだ読者からは、
「彼らは全くばかげて見える」
「強い人種差別者が、何で名前や顔を隠すの?」
「数百年前からまだ進化していない脳の人たち…」
「ハロウィーンパーティーか?」
等の否定的で揶揄するようなコメントが多く寄せられた。
確かに彼らは馬鹿げて見える。しかし、日本でオウム真理教がメディアに出始めた時、世間はそれをどう見ていただろう? レヴィン教授の警告が今後、当たらない事を祈りたい。
(文=美加リッター)
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2024.10.02 20:00心霊KKKが戦争準備体制に!? 軍事訓練キャンプにカメラが潜入、過激化するKKKの活動が明らかに!のページです。アメリカ、カルト、秘密結社、戦争、美加 リッター、KKKなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで