ヒトラーが犠牲者の遺体などで稼いだ驚愕の隠し財産! スイス銀行で発見される
アドルフ・ヒトラーと聞くと皆さんは何を思い浮かべるだろうか? 第二次世界大戦前後の1930年代~1940年代にかけて600万人、もしくはそれ以上とも言われるユダヤ人をはじめとした人々を虐殺し、歴史に残る独裁者として君臨した人物と記憶している人は多いのではないだろうか。
そんなヒトラーについて6月25日付の「Daily Mail」に、その資産の驚くべきニュースが報じられている。
■「資産はほぼない」は嘘だった? 驚愕の資産額!
ヒトラーといえば、激しいアクションや独特な演説で群衆の心をとらえて離さなかった事で有名だが、その演説の中で、ナチス党首としての個人的利益や資産はなく、銀行口座さえ持っていないとアピールしていた。しかし、歴史学者によってその嘘が暴かれたのだ。
歴史学者達が税金に関する書類や、ヒトラーの銀行口座の記録を追跡調査した結果、1924年から1948年までドイツで使用されていた通貨で11億ライヒスマルク、現在の通貨に換算すると何と6千3百億円相当の資産がスイス銀行の複数の口座に隠されていたことが分かった。しかもこの資産が第二次世界大戦の終結とともに、銀行から姿を消していた事も発覚。
ヒトラーやナチスの資産については以前から様々な憶測が飛び交っていたが、ここまで膨大な額の資産を持ち、そしてそれが綺麗さっぱり消えていたとなると穏やかではない。
■意外な商人根性発揮。ナチ党時代の収入源とは
第二次世界大戦中に多くの犠牲を出したアウシュビッツをはじめとする強制収容所。今日もその異様なまでの残虐ぶりは多くの人を震え上がらせている。
犠牲者達の所持品を奪うのは勿論、被害者たちの髪の毛で絨毯を作って売り、利益を得ていたり、その死体から抜いた金歯を溶かして金の延べ棒にしたなど、恐ろしいエピソードが満載だが、そのほとんどもヒトラーの資産になっているのではないかと考えられている。
また、自身の映像や画像に肖像権を課し、郵便局に自画像の切手を置かせて印税を得ていたり、自身の著書「我が闘争」は彼の命令で結婚したカップルにそれぞれ贈るよう、自治体に無理やり売りつけて、それも収入源としていたのだ。
ちなみに、この本の印税だけでヒトラーは4,000億円近くを得ていたと言われている。戦争の真っ只中にこのように商人魂を持ち続けていたヒトラーについて、歴史学者のクリス・ウェットン博士が「ヒトラーはその金銭の使い道や自分の死後にどうするかという事は全く考えていなかったにせよ、とにかく金銭に異様な執着を示していました」と述べているように、金銭への並々ならぬ執着心が伺える。
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