カリフォルニアの夜空に謎の発光体が!目撃者多数だが、実は米軍のミサイル発射だった…

 UFO宇宙人妖怪幽霊UMA――。これらのオカルト界隈のミステリアスな仲間たちには、共通した欠点がひとつある。それは、彼らが人目の多いところには決して姿を現わさないということだ。

 彼らはたいてい、夜闇に乗じて申し訳程度の顔見せをしたうえで、不鮮明にカメラに映りこんでくる。さらに、準備万端で出現を待ちわびる人のもとへは足を運ばず、来てほしいとも思わない人のところばかりへアポもとらずに押しかけてゆく。

 注目を浴びすぎて有名税を払わされるのを嫌っているのか? はたまた希少価値を高めてメディアにでも売り込むねらいがあるのか? さまざまな前例から考えても、引っ込み思案で自らの姿を出し渋るところが、彼らの習性として確立されているのだ。

 ところが先日、そうした難儀な習性を一切感じさせない珍しい“UFO”が現れて、太平洋を挟んだアメリカ西海岸の夜空を駆け巡ったのである。


■かつてないほど鮮明だったUFOの姿

 インターネット上にUFOを捉えたとする動画が相次いでアップされたのは、今月の7日~8日にかけてのことだった。正体不明の飛行物体が出現したのは、カリフォルニア州南部の上空だ。青白く長い尾をひいて夜空を突進するオーブ状の物体を見た感想は、アップされた動画ごとにさまざまだ。

「まるでゾンビアポカリプスの始まりみたいだ!」

「流れ星かしら?」

「ゾッとするな。軍のものってわけじゃない様子だし……」

「どこへも行かないぞ。全然消えない」

 自宅や移動中の車内、または路上から撮影されたと思しき動画からは、撮影者たちの興奮が伝わってくる。撮影者たちはなんだありゃあ(What is that?)と口々に繰り返してみたり、時たま息をのんで静まり返ってみたりする。

 オーブ状の物体は高速で直進するだけでなく、光の傘を大きく広げて爆発するような挙動をみせるので、その際には撮影者も興奮の“極み”に達するとみえ、心の底から驚きの叫びを発している。

 詳しくご紹介することはしないが、いわゆるFワード、Hワード(「Hell」を含む俗語のこと)、その他悪態に近い言葉のオンパレードだ(情報元の記事においても、“この動画には汚い言葉が登場します”という旨のただし書きがあった)。人間、いざと言うときには上品な言葉は頭に浮かんでこなくなるらしい。

「UFO, meteor, military?! Huge tailed object lights up California sky」 動画は「RT」より

■覚めやらぬ興奮、Twitterの反応

 ともかく、ここで重要なことは、目撃者が一人か二人というレベルには留まっていないということである。

 地域一帯に暮らしていた大多数の人が、これら動画に収められた怪現象をリアルタイムで目撃していたのだ。彼らに加え、オカルト好きの野次馬たちはTwitterをはじめとするソーシャルメディアに一斉に押し寄せて、思い思いのコメントを残していった。

「おいらの家の上にUFOが出たのさ。なんとカリフォルニア中に出たらしいじゃないか。携帯電話で動画を撮影したよ」

「UFOがサンディエゴの上空を通過中。願わくばニューヨークへ旅立って、サタデー・ナイト・ライブ収録中のドナルド・トランプを誘拐しますように」

「うーん、UFOはなぜ俺の街じゃなくてロサンゼルスで目撃されるんだ? 一体全体どうしたらエイリアンが俺を誘拐してくれるんだろうな」

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