【写真展】ブローニュの森の娼婦、少数民族ロマ、ピカピカの都市…フランスの違和感を捉えた石川竜一最新作『OUTREMER/群青』が強烈すぎる!
2018.01.19 18:00
―― 予想外に安い。日本では一般にフランス、特にパリはいわゆる「パリジャン」「パリジェンヌ」的な白人が住むオシャレな都市というイメージです。でも、実際に行くと石川さんの写真展に表れているように、黒人、中東系、アジア系の移民がすごく多いですよね。しかも石川さんは吹き溜まりのようなエリアも撮り歩いている。現地の協力者がいたとはいえ、危険な状況に巻き込まれることはなかったんですか?
![【写真展】ブローニュの森の娼婦、少数民族ロマ、ピカピカの都市…フランスの違和感を捉えた石川竜一最新作『OUTREMER/群青』が強烈すぎる!の画像5](https://tocana.jp/images/fa469ef4bf119b73b4f267135c7dd154.jpg)
『OUTREMER/群青』
石川 1人で歩いてる時に撮りたいと思って声をかけたら「カメラじゃなくてiPhoneで撮れよ!」みたいな感じで言われて、そこでiPhoneを出したら盗られるから「持ってない」って言ってカメラで撮らせてもらったことがあったんですけれど、その後に「わっしょい」みたいな感じで担ぎ上げられて、ポケットを探られるみたいな。まあでもがっつり奪い盗りたいっていう感じじゃなかったからごまかして、お互い笑いながら別れましたけど。
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