ハエの卵の涙を流す死体、腐乱遺体との食事…! 日本で初めて「樹海の真ん中を歩いた男」村田らむ、樹海インタビュー!
■死体が見られるおすすめのスポットとは?
――死体マニアの人に樹海以外で「ここに行ったら死体が見られる」というおすすめスポットはありますか?
村田 自殺のスポットというのは、たいがい高低差というか位置エネルギーを利用した場所が多いですよね。なので、崖とか団地とか飛び降りられる箇所が多いです。海外だったら韓国の麻浦大橋、アメリカのゴールデンブリッジとかが有名。そういった場所は、死ぬ確実性は高いのですが誰かに見つかる可能性も高いんですよ。死体は見つかればすぐに撤収されます。
ですが、首吊りのスポットは、めったにないですよね。普通の山林の中でも首吊りをする人はいますが、その場所を特定して見つけるのはめちゃくちゃ大変だと思います。
――じゃあ自殺死体が集中して見られるといったら樹海となるわけですよね。
村田 首吊りスポットって、世界でも類を見ないと思うのです。青木ヶ原の森は、広いように見えて4キロメートル四方と小さいので発見もしやすいですよね。
――そういえば、自殺者の遺体を回収するために年に1回行われていた樹海の大捜索は、今はどうなっているんですか?
村田 10数年前から、もうとっくにやってないですよ。大捜索の模様をテレビのニュースで報道したりすると、「樹海=自殺名所」という感じで認識されて逆に自殺者がわーっと増えてしまうんです。なので、バカバカしいということでやめてしまったんです。
――絶対に死体の見つからない場所とかがあるとか言われていましたよね。
村田 1993年に発売された『完全自殺マニュアル』(鶴見済著/太田出版)に見つからない場所と紹介されたお陰で、逆にそこがホットスポットになってしまった。なので、死体マニアの間では、そこを探すというのがセオリーになっていました。一時は「1日に3、4体見つかった」ということもあったと聞きましたね。ただ今は、『完全自殺マニュアル』の影響力は小さくなっているので、今はよその場所で見つかることもありますけれど。
関連記事
人気連載
イタコ、霊媒、エロ祈祷…エログロナンセンスな超常現象ドキュメンタリー『恐怖・怪奇・悪霊 超常現象の世界』とは?
※こちらは2020年の記事の再掲です。 ――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・...
2024.02.27 08:00奇妙運気を爆上げして「引き寄せの法則」を発動!! 激動の時代を生き抜くための波動グッズ3選
癒しフェア 2024in大阪 広瀬学 講演 「アリス矢沢透のなんでも応援団!内...
2024.04.19 10:00スピリチュアルハエの卵の涙を流す死体、腐乱遺体との食事…! 日本で初めて「樹海の真ん中を歩いた男」村田らむ、樹海インタビュー!のページです。死体、村田らむ、自殺、青木ヶ原樹海、樹海考などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで