「彼らは50万年後の人類だ」—— スティーヴン・グリア博士が語る米軍の極秘会談とレンデルシャムの森事件

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 UFO情報公開運動の最前線に立ち続けてきた一人の元救急医が、さらに踏み込んだ「爆弾発言」を投下している。空からやってくる謎の訪問者たちは、遠い星からの異星人などではなく、はるか未来を生きる「我々の子孫」だというのだ。しかも米軍は1980年代に、その存在と直接顔を合わせていた——。米国のUFO研究家スティーヴン・グリア博士が語る、にわかには信じがたい証言の中身を見ていこう。

「発光する白い存在」は未来から来た人類の子孫?

 スティーヴン・グリア博士は、1990年代から「ディスクロージャー・プロジェクト」を主導し、UFOに関する政府の機密情報を公にしようと活動してきた人物だ。元はバージニア州の救急医だったが、1998年に医療の現場を退き、地球外知性研究センター(CSETI)の代表として異星人とのコンタクトを訴える運動に専念している。

 そのグリア博士が近年、「異星人」という枠組みそのものを揺るがす説を持ち出している。博士によれば、人類が長らく宇宙人だと思い込んできた存在の一部は、別の惑星の生命ではなく、約50万年先の未来からやってきた人類の末裔だというのである。彼らは強烈な光をまとった白い姿をしており、現代の我々の遺伝子を引き継ぐ子孫を名乗ったと博士は繰り返し語っている。時間旅行が可能なほどの技術を手にした未来の人類が、自らの祖先を観察しに戻ってきている——というわけだ。地球外起源説が主流だったUFO論に、「時間旅行者説」という角度を持ち込んだ格好である。

1980年代、米軍は「未来の人類」と会談していた?

 最も衝撃的なのは、この発光する存在との接触が、すでに半世紀近く前に現実の出来事として起きていたとする点だ。博士は、1980年代に米軍の関係者がこうした「未来から来た人類」と実際に会談を行い、訪問者たちは自分たちが今日の人類から枝分かれした子孫であること、はるか未来から時を遡ってきたことを明かしたと語っている。もしこれが事実なら、軍の最深部はUFOの正体について、一般に知られるよりはるかに踏み込んだ「答え」をすでに握っていることになる。

 もっとも、こうした会談を裏付ける公式記録や検証可能な証拠は示されていない。グリア博士はこれまでも内部告発者の証言や機密文書をもとに政府の隠蔽を告発してきたが、その多くは決定的な物証を欠くとして懐疑派の批判を浴びてきた。今回の「未来人との会談」も、現状では博士の証言に依拠した主張の域を出ない。

レンデルシャムの森事件との不気味な符合

 この証言がオカルトファンの想像力を刺激するのは、舞台がほかでもない「1980年代の米軍」だからだ。英国UFO史上最大の事件として知られる「レンデルシャムの森事件」が起きたのも、まさに同じ時期だった。

 事件が起きたのは1980年12月、イングランド東部サフォーク州の森。米空軍が運用するRAFウッドブリッジ/ベントウォーターズ基地のすぐそばだ。

 警備兵たちは森に降下する正体不明の光を目撃し、ジム・ペニストン軍曹は金属質の物体に接近してその表面に触れたとまで証言、基地副司令官チャールズ・ハルト中佐も放射線量の異常や明滅する光を記録に残した。米軍管轄の基地で軍人自身が体験者となった構図が、グリア博士の語る「米軍と未来人の会談」とどこか重なって見えるのだ。

 ただし、この事件には冷静な反論もある。懐疑派の調査では、最初の光は燃え尽きた火球(流星)、明滅する光は数キロ先のオーフォードネス灯台、星状の物体はシリウスなどの恒星だった可能性が指摘されている。着陸痕とされた跡も、野ウサギの掘った穴と説明された。グリア博士の証言とこの事件を直接結びつける裏付けは確認されておらず、両者の符合はあくまで「同じ時代・同じ米軍」という状況の一致にとどまる。

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それでも消えない問い

 異星人ではなく未来の人類。荒唐無稽と切り捨てるのは簡単だ。実際グリア博士の過去の主張には、人類の骨だと遺伝子検査で判明した「アタカマの小型遺骨」を異星人の証拠として扱った例もあり、科学的検証に耐えなかった事例は少なくない。

 だが、もし本当にUFOの正体が遠い未来の我々自身だとしたら、彼らが祖先の地球に戻ってくる理由は何なのか。警告か、記録か、それとも単なる帰郷か。あなたが夜空の光を見上げるとき、こちらを見つめ返しているのは本当に「見知らぬ何者か」なのだろうか。それは、いつか時を超えて戻ってくる、私たち自身の末裔なのかもしれない。

参考:How and Whys、ほか

TOCANA編集部

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