WhatsAppで悪霊蔓延、若者が自傷・失神・痙攣・声が変化する緊急事態!
スマホアプリを介して悪霊広まる!? 若者が次々自殺未遂・失神・痙攣…市長も外出禁止令を発令、住民パニック=コロンビア
イメージ画像は「Getty Images」より引用■悪霊の正体は…
自傷行為や自殺未遂、失神といった異常は、確かに悪魔つきのようにも見えるが、どうやら背景にはWhatsAppで流行するゲームの存在があるようだ。地元紙「El Tiempo」によると、若者たちは夜な夜な地元の橋に集まり、アプリから送られてくる「指令」をこなしているというのだ。
彼らが興じていたのは、世界的に流行が確認されている「MOMOチャレンジ」や、ロシアで百人以上の自殺者を出したとされる「ブルーホエール(青いクジラ)」に類するものとみられる。MOMOチャレンジやブルーホエールについては以前トカナでも報じているが、WhatsAppやアプリに送られてくる強迫のようなメッセージに従い、危険や恐怖を伴う様々なタスクをこなすうちに、最終的には自殺へと追い込まれるという恐ろしいものだ。
パハリートの若者たちの間でもこのようなゲームが流行し、夜間橋にやってきては「ウィジャボード(こっくりさんに似たゲーム)のアプリをプレイする」などのタスクをこなしていたようだ。命じられるまま恐怖とスリルを体験するうちに、若者たちは徐々に精神に異常をきたし、最終的には橋から飛び降りるような危険行為も行うようになったとみられる。
南米の田舎町の若者をたぶらかす悪霊の正体は、スマートフォンを介して広がる現実の悪意であった。幸いなことに外出禁止令が出て以来、町には平和が戻り、以前の静けさを取り戻しつつあるという。
(編集部)
参考:「El Tiempo」「Oddity Central」「RT」ほか
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