古代ヨーロッパの巨石文明のルーツは●●だった! 6000年前に謎のブーム… 学者も太鼓判、古代人の技術力に脱帽!

 古代ヨーロッパに存在した、ストーンヘンジをはじめとする巨石文明(巨石記念物)――。巨石文明は一体どこで生まれ、何故に、そしてどのような方法であのような巨大な石を使った構築物を造ったのだろうか。

■巨石文明のルーツは北西フランスか

 長年の仮説では巨石文明は中東が一つの起点として挙げられており、そこからヨーロッパへ広がっていったという解釈が主流であった。また一説にはヨーロッパ各地に広がる巨石遺跡それぞれが独自の発展を遂げたものだともいわれている。

 だが最新の研究によって、どうやらはじまりはひとつの場所、もともとはフランス東部ブルゴーニュ地方に存在していた狩猟民族コミュニティーを起源として広まったものであることが判明しつつあるという。

古代ヨーロッパの巨石文明のルーツは●●だった! 6000年前に謎のブーム… 学者も太鼓判、古代人の技術力に脱帽!の画像1
「Science Alert」の記事より

 研究を続けている、スウェーデン・ヨーテボリ大学のベティーナ・シュルツ・パウルソン教授のチームは、もっとも初期のものは北西フランスから派生していること、そしてそこから地中海及び大西洋海岸の海路に沿って広がっていったことを結論づけている。

 教授らは実にヨーロッパ中の2410もの有史以前の巨石群全てを放射性炭素年代測定法にかけて調査を実施(巨石群よりもさらに時代を遡る墓群を含む)。当時の建築技術や道具、埋葬の証拠などもかなり細かく調べたという。

古代ヨーロッパの巨石文明のルーツは●●だった! 6000年前に謎のブーム… 学者も太鼓判、古代人の技術力に脱帽!の画像2
「Science Alert」の記事より

 その結果、巨石文明は紀元前4500年頃から北西フランスで、200~300年の間に数多く造られていたことがわかったのである。そこからは急激に南フランス、イギリス、地中海、スペイン、ポルトガルへと沿岸に沿って広がっていき、最終的にはスカンジナビアを含むヨーロッパ諸国へと波及していく。

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