医者いじめの「上小阿仁村」でまた事件！ 村唯一の医師が懲戒処分…次々と医師が辞める村の謎とは!?

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■１カ月で退職した西村勇医師の謎

　西村医師は『人間現象の哲学的および実験的研究』という“奇書”を著している風変わりな人物として知られている。同書には「あまりにも協力的な町の医師を怒鳴りつけたらどういう反応が返ってくるかわくわくするほど楽しい気持ちで実験してみた」と綴られているように、周囲の人物に理不尽に怒ることで相手の反応を見る実験をしていたことが綴られていた。

　そんな西村医師であるから、当時から話題になっていた上小阿仁村の状況を知りながら、敢えて赴任したのではないかと考えられている。しかし、わずか１カ月での辞職にネット上は騒然。一部では西村医師は１カ月で村の全てを観察し、実験し尽くしたのだという希望的観測もあったが、今に至るまで西村医師は上小阿仁村について口を開いていない。

「週プレNEWS」（2013年１月４日付）によると、西村医師は着任時すでに歩行が困難な様子だったというが、就任直後から村民とのトラブルを抱えていたという。

　就任６日目の早朝、診療所裏の自宅の外で物音がするため、窓の外を確認したところ、何者かが窓のすぐそばの柱によじ登って家の中をのぞこうとしていたことがあり、またそれから12日後にも自宅車庫のシャッターを一部破損させられるなどの被害が発生していたという。西村医師は地元警察に被害届を提出したが「事件性はない」と判断され、夜も眠れなくなってしまったというのだ。西村医師は“変わり者”であるから、訴えは狂言だとされ相手にされなかったという。

 
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