身体改造の第一人者「ケロッピー前田」ってクレイジーな人なの? 性器改造大会に参加、海外で縄文タトゥー展、ボディサスペンション実践…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

——僕がフランクフルトで印象的だったのは、美術大学の大講堂でタトゥーを取り上げた作品展が開催され、来場者もすごく幅広かったこと。それこそ子連れのお母さんから、おじいさんおばあさんまで。タトゥーが好きそうな美大の学生ばかりでなく、アートに関心を持つ人たちが偏見なく作品を鑑賞して、いろいろな感想を寄せてくれていましたよね。

ケロッピー そうだね。実際、海外で展示をしてみると色々な反応があってすごく面白い。自分が意図していたものと違う文脈で読み取られ、それが新しいことに繋がっていったりする。たとえば縄文タトゥーの『JOMON TRIBE』展の後、キュレーターとして僕らをドイツに呼んでくれたヴェルナー・ロルケは、現代日本において縄文カルチャーが見直されているのは、福島原発事故を関係があるじゃないかと考えていた。そのことから、昨年夏にはフランクフルトで『アフター・フクシマ』展のキュレーションも手伝っています。そうした解釈の幅がアートの文脈に乗せることでグッと広くなるんです。

——海外のカウンターカルチャーの最前線を日本に紹介するだけじゃなく、日本からも新しいカルチャーの可能性をアート作品として提示する。海外とのそのような双方向的な関わり方がケロッピーさんらしいです。だから、身体改造世界一のギネス記録保持者ロルフさんを日本に呼び寄せちゃったりできるんですね。

ケロッピー いま日本でもいろんなタイプの人たちが身体改造に興味を持ってくれています。だからこそ、あらためて身体改造は一時的な流行じゃなく、太古の時代から連綿と続いてきたひとつのカルチャーなんだってことを知って欲しい。この続きは新著『クレイジーカルチャー紀行』で読んでいただきたいですね。

 

【ネット番組出演!】
4月8日(月)19:00~21:00 @Dommune ( http://www.dommune.com )

「実写版『クレイジーカルチャー紀行』ケロッピー前田」
出演:ケロッピー前田(身体改造ジャーナリスト)、角由紀子(T OCANA)、望月昭秀(縄文ZINE)、辻陽介( HagaZine)、河野通就(研究者・人間拡張学)、 青木大登(東京大学大学院暦本研究室)、Miyako(モデル/ サイボーグ)

最先端のカウンターカルチャー、身体改造を追い続ける男・25年 の集大成! ケロッピー前田著『クレイジーカルチャー紀行』(KADOKAW A)発売記念!身体にフックを貫通して吊り下げるボディサスペンション、 体内にマイクロチップやマグネット、 電子機器を埋め込むボディハッキング、 ギネス級の究極の改造人間たち、そして、 頭蓋骨に穴を開けるトレパネーションなど、 この一冊で身体改造の全貌がよくわかる!  今回の実写版では、 ボディハッキングの実践者やその公開実験をはじめ、 ボディサスペンションや縄文タトゥーの最新情報を完全解説します !!

【刊行情報】
クレイジーカルチャー紀行』(ケロッピー前田・著)
本体価格1500円(定価1620円)
宮川大輔推薦「世界にはゴツイのがおる!」
いま最もアツいジャーナリストの活動が一冊に!!

文・聞き手=辻陽介

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。