【涙腺崩壊】絶対に泣ける恐い話…母を亡くした少女の身に起きた恐怖体験! 川奈まり子の怪談「インターホン」

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作家・川奈まり子の連載「情ノ奇譚」――恨み、妬み、嫉妬、性愛、恋慕…これまで取材した“実話怪談”の中から霊界と現世の間で渦巻く情念にまつわるエピソードを紹介する。

画像は「Getty Images」より引用

【二三】『インターホン』

 1970年生まれの村田佳恵さんは母親を早くに亡くした。佳恵さんが小学3年生、妹が小学1年生のときだった。母は癌で、発見したときには転移が進んでおり、1979年の4月にあっけなくあの世へ……。

 念願のマイホームを建ててからまだ2年足らずで、母は入院中、ずっと家の掃除や庭の手入れのことを心配していた。また、佳恵さんたちがお見舞いに行くと必ず、「ちゃんと食べてる?」と食事について気遣った。

 母の葬儀から2カ月ほどして、父は自分の妹を実家から呼び寄せた。

 この人は、つまり佳恵さんの叔母にあたる女性なわけだが、当時失業中で独身でもあったので、父は家事をしてもらう代わりに生活費を援助するという約束で、家に住まわせることにしたのだった。

 叔母は当時30歳だったが、これまで家事を取り仕切ったことはなく、初めのうちは食事の支度に3時間もかかったり、洗濯物を溜めてしまったりと、苦労していた。ただ、とても陽気でポジティブな性格で、すぐに、佳恵さんたち家族にとってなくてはならない人になった。

 ほどなく、佳恵さんと妹は、父に倣って、この叔母のことを「みよちゃん」と呼びはじめた。

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コメント

1:匿名 2019年7月1日 06:59 | 返信

親とはそういうものですよね!よく分かります。ご冥福を。

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