人類は知らぬ間にエイリアンを絶滅させている!? 宇宙人を見つけることができない科学者たちの“深遠なる言い訳”9選！

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■エイリアンはロボットだから

　SETI（地球外知的生命体探査）研究所上級研究員・天文学者のセス・ショスタック氏は、地球外生命体探索において、これまでの我々のやり方が間違っていたのだと指摘している。我々は生命を探すのではなく、最初にロボットを探すべきだというのだ。

　ショスタック氏によれば我々人類がラジオやコンピュータを発明・量産したように、先進的な地球外文明は彼らの“後継者”を考案して開発したのだという。その後継者とはロボットである。したがって我々は“グレイ”のようなエイリアンを探すのではなく、ロボットをはじめマシンによって引き起こされるメカニカルな現象や痕跡を探さなくてはならないということだ。

■「宇宙ゴリラ効果」のせい

　我々の認識はさまざまなバイアスによって歪められ、妨げられているのだが、宇宙探査にとって厄介であるのが「宇宙ゴリラ効果（cosmic gorilla effect）」である。宇宙ゴリラ効果では、客観的で科学的なアプローチを用いて判断しようとするほど、目の前の存在（ゴリラ）が見えないというメカニズムで、これまでいくつかの科学的実験で確かめられている。つまり我々は実のところエイリアンを発見できているのに、それを検知できていないというのである。

　エイリアンについてのイメージはいくつかあるが、そうしたものの影響をなるべく払拭して、平静な態度を心がけてエイリアンを見つけ出さなければならないのである。

 
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