人類は知らぬ間にエイリアンを絶滅させている!? 宇宙人を見つけることができない科学者たちの“深遠なる言い訳”9選！

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■進化できずに絶滅するから

　2016年のオーストラリア国立大学の研究によれば、地球のような惑星で生命が育まれたとしても、その後数百万年の間に進化して、より環境適応度を高めていくことはきわめて難しいことを報告している。ほとんどの場合は進化する前に気候変動などもあり絶滅してしまうということだ。

　宇宙において生命はきわめて稀な存在だが、それは生命が育まれないということではなく、命をつないでいくことが難しいことを示しているという。その意味では我々の地球はまさに“奇跡”の惑星ということになるが、持続可能な社会を実現できなければ同じ結果を招くことになるだろう。

■ダークエネルギーが妨害している

　宇宙は拡大を続けており、宇宙空間には目には見えないダークエネルギー（dark energy）に満ちているといわれている。宇宙の拡大とダークエネルギーの充溢によって、我々の天体観測は原理的にますます難しくなると考えられる。

　科学者たちは、数兆年以内にダークエネルギーが宇宙を広げ、地球から近傍惑星以外の銀河の光を見ることができなくなると推測している。

　米・フェルミ国立加速器研究所の宇宙科学者、ダン・フーパー氏によれば、見えなくなるだけでなく、アクセスも不可能になることを指摘している。ダークエネルギーの“勢力拡大”に先んじて宇宙探索を進めていかないことには、二度と到達できない天体がひたすら増える一方であるということだ。

 
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