人類は知らぬ間にエイリアンを絶滅させている!? 宇宙人を見つけることができない科学者たちの“深遠なる言い訳”9選！

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■出会う前にエイリアンを絶滅させるから

　ロシアの理論物理学者、アレキサンダー・ベレジン 氏は、宇宙探査の過程で気づかぬうちにエイリアンを絶滅させてしまうリスクを指摘している。エイリアンに出会う前に知らずに彼らを一掃してしまうとすれば、確かに永遠に地球外生命体を発見できないことになる。

　あるいはすでに人類のこれまでの宇宙開発でエイリアンを絶滅に追い込んでいたかもしれないというから興味深い。

　たとえば建築現場での作業の過程でアリの巣などをまったく顧みることなく一掃してしまうが、それと同じように今後の我々の宇宙探査で多くの地球外生命が気づかれることなく滅ぼされてしまうというのである。

■出会う前に滅んでしまうから

　天体物理学者のアダム・フランク氏によれば、ほとんどの文明は他の文明に出会える技術水準に到達する前に自滅してしまうという。それは単純にその惑星が提供する資源を文明が使い果たしてしまうからだ。資源が枯渇する前に持続可能な文明を築き上げればサバイバルできるが、その確率はきわめて低いという。

　我々の現在の文明に鑑みれば、不気味であることこの上ない説ということになり、それに立脚するならば、いち早く再生可能エネルギー社会を実現しなくてはならなくなるだろう。逆に言えばサバイバルできた文明はきわめて先進的な文明ということになり、我々の側から発見できる類いのものではないということかもしれない。

 
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