古代エジプト“未知の墓”で謎の「母子合体ミイラ」が出土! 左右逆向きに折り重なって… 専門家愕然の発掘最前線!
2019.06.09 14:00
■食物や鳥の小像も出土
さらに墓の中から、多くの人工遺物が見つかっている。「アンフォラ」と呼ばれる古代ギリシアやローマで広く使われた壺の中には、食物やビチューメン(ミイラ化するときに使うオイル)が残されていたという。「バーバード」と呼ばれる鳥の小像も出てきた。
古代エジプトの伝説ではバーとは魂を意味し、滅んだ肉体から抜け出し、来世で合流する人頭の鳥として描かれたそうだ。意外だったのは、墓の北側の壁に担架が立てかけてあったことだ。
専門家の話では、おそらくミイラを墓へ運び込むために使ったとされている。シュロの木に亜麻布を張り、なかなか丈夫にできているらしい。
2000年の時を超え、神秘に満ちたミイラ作りの工程が明らかになりつつある。物言わぬミイラは、我々に何を語りかけてくれるのだろうか。今まさに研究は進行中だ。
参考:「Daily Mail」、 「Live Science」、ほか
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