目から鱗「夏が暑い本当の理由」とは!? 豪雨・地震とも関係…電気的宇宙論の最先端!

―― 物理・科学・IT専門家の平清水九十九が解説! 最先端「電気的宇宙論」からみた地球科学を紹介する!

 学校では夏が暑いのは、地球が公転面に対して23.4度傾いた自転軸を持っていて、太陽に対して地球の傾きが変化するため、と教えます。太陽の高度が上がり、地表に降り注ぐ太陽光の強さがもっとも増えるのは、6月の夏至ですが、まだ地面、海水が暖まらないので、その後の7月、8月に気温が上がると説明がつきます。

 しかし、太陽光が直接影響する太陽光発電のデータを見てみると、意外なことがわかります。

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画像は「ソーラーパートナーズ」より引用。(太陽エネルギー(日射量)のデータには国が提供している過去29年間の平均データを使用)

 3月、4月、5月が8月と同じくらいの発電量があるのです。3月と言えば春になったばかりでまだ寒さが残る季節です。太陽光発電のデータが正しいとすると3月にはすでに夏と同じくらいのエネルギーが太陽から降り注いでいることになります。

 それを裏付けるような異常気象が今年ありました。5月26日、北海道の佐呂間で39.1度を記録したのです。当日の夜明け前の気温は16度ですから、23度も一気に気温が上昇しました。気象庁はフェーン現象(気流が山の斜面にあたったのちに風が山を越え、暖かくて乾いた下降気流となってその付近の気温が上がる現象)と説明しましたが、この季節にフェーン現象が起こるとは考えにくい。

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 気温が急激に上がる場所といえば、砂漠です。砂漠の夜は非常に寒いのに、日中の温度は50度を超えることも珍しくありません。これは、砂漠の砂の大部分は石英で、その石英が圧電体(*1)であり焦電性(*2)をもっていて、日光が当たると分極して電子が放出され、放出された電子は大気をイオン化(*3)。空気分子を結合して大きな分子を作るからです。

*1 圧電体:力を加えると電圧が発生したり、逆に電圧を加えると変形したりする性質を持つ。石英、セラミックなど。

*2 焦電性:光や熱を加えると周囲に電荷が生じる性質。圧電体の多くは焦電性もある

*3 イオン化:粒子がプラス、マイナスの電荷を持つこと

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