「性同一性障害職員の女子トイレ使用制限は違法」判決の理由が実は差別的だった!?
「性同一性障害職員の女子トイレ使用制限は違法」判決の理由が実は差別的だった!? 東大教授がLGBT裁判と報道の欠陥に物申す!
2020.01.13 16:00
4年前の提訴時にはこう報道されていました。「女性職員の了解が不可欠だが、2人から「抵抗感がある」との声があがった」(『朝日新聞』2015年11月2日)。
今回の判決が「個人の人格的な生存」を守ったというなら、一般女性の「人格的な生存」も尊重すべきです。原告は記者会見で「同じような当事者を勇気づける」と語りましたが、「当事者」は「同じような当事者」だけではありません。
さて、国も原告も、25日に控訴しました。原告の控訴は、「他の女性職員と同じ時間に健康診断を受ける権利がある」という主張が認められなかった等が理由です。
当面、経産省の特定のトイレや特定の健康診断に限って下された判決、そして控訴なわけですが、報道が不正確であるせいで、妙な方向への追い風になったりしなければよいのですが。
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2024.10.02 20:00心霊「性同一性障害職員の女子トイレ使用制限は違法」判決の理由が実は差別的だった!? 東大教授がLGBT裁判と報道の欠陥に物申す!のページです。トイレ、トランスジェンダー、性同一性障害、経済産業省などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで