毎日たった1杯のビールでも「脳が老化」すると判明! 喫煙の老化レベルもやばい
1杯くらいなら……と毎日飲酒している方は少なくないだろうが、その積み重ねはやがて脳を縮小させるダメージを与えるという。米・南カリフォルニア大学の最新研究が示した恐ろしい事実を、英「Daily Mail」(1月30日付)が報じている。
過度の飲酒が健康に悪いことは言うまでもないが、アルコールは少量でも脳の老化につながるという。米・南カリフォルニア大学のアーサー・トーガ氏らは、英バイオバンクの脳スキャンデータと飲酒量の記録から、アルコールが脳に与える長期的な影響を考察している。
45〜81歳の1万1千人以上の脳のMRI画像を比較したところ、毎日アルコールを摂取している人はそうでない人に比べて、相対的な脳年齢が高い傾向にあったという。この研究によれば、脳年齢は1日あたりのアルコール消費量1グラムにつき0.02歳(1日半)高くなるといい、相対的な脳年齢が高いほど脳の機能は低下するという。
厚生労働省によれば、アルコール度数5%のビール・発泡酒250mlにおよそ10グラムのアルコールが含まれるという。最近人気のストロング系チュウハイの場合、500ml缶1本でアルコール量はなんと36グラムにもなるというから、「たった1杯」のつもりでもかなりの量のアルコールを摂取していることになる。
ただ、この研究では興味深いことも判明している。相対的脳年齢は毎日飲酒している人で高くなっていたが、週に3〜4日飲酒している人ではそれほど高くなっていなかったのである。いわゆる「休肝日」は脳の老化予防にも有効ということになる。
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2024.10.02 20:00心霊毎日たった1杯のビールでも「脳が老化」すると判明! 喫煙の老化レベルもやばいのページです。飲酒、アメリカ、老化、ビール、アルコール、喫煙、最新研究、脳年齢などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで