【新型コロナ】もっとも感染するのは「手を噛まれる」ことだった! 最凶の攻撃「ヒト咬傷」
【新型コロナの感染】最もヤバイのは「手を噛まれる」ことだった! 最凶の攻撃「ヒト咬傷」を亜留間次郎が解説…骨が溶けた例も!
■なぜ人間が危険なのか?
人間が人間を咬むと危険な最大の理由は、人間の体で繁殖している細菌やウイルスが、人間にとって最も有害な種類だからです。細菌やウイルスにはある程度宿主を選ぶ性質があり、最近話題のコロナウイルスなどもかなり選択的に宿主を選びます。注射針に付着した微量の血液で肝炎が伝染するように、人間の持っているウイルスは他の人間にも感染しやすいのです。
人体の表面にいる雑菌は血管の中に入らない限り無害ですが、傷口から血管の中に入ってしまうと害があります。傷口を消毒するのはそのためです。
人間が他人の体液を食べたり体内に入れたりすると感染リスクが高いのも同じ理由で、性感染症がその代表例です。また、インフルエンザなども他人が放出したウイルスが目や鼻の粘膜から感染します。C型肝炎のように非常に遅行性で発症するウイルスなどは、保有者に噛まれると感染しますが、移された本人は発症するまで気が付きません。
おそらくは、新型コロナウイルスが陽性で発症していない人に噛まれた場合も、感染リスクが非常に高いと思われます。
また、フィクションでゾンビに噛まれるとゾンビになるのも、感染症だとすれば説明が付きます。
他人に血が出るまで咬みつくことは、培養した病原菌を注射するのと同じぐらい悪質で危険なのです。
また、人間が動物を噛んだとしても、体内に入った細菌やウイルスがその動物で繁殖しない種類なら無害です。
人間と動物で共通して有害な物は人畜共通感染と呼ばれ、人間も発症しますが、健康な人間が動物を噛んでも比較的害は小さいです。逆に人間にとって鳥インフルエンザや豚コレラは大した毒性を持たない雑菌ですが、鳥や豚にとっては致命傷になります。人間には無害だから、動物にとって致死的な病原菌のキャリアーになっていても人間は気づきません 。
都合よく他の生物に有害な細菌やウイルスを持っている動植物が珍しいから、人間や肉食獣は他の生物を食べても安全だともいえるのです。
ちなみに、今話題の新型コロナウイルスはセンザンコウのウイルスが人間にも感染するようになった物だとする説が出ています(不確定情報です)。他の生物が人間に致命的なウイルスを持つことは珍しいですが、もし持った場合はパンデミックになるということです。
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2024.10.02 20:00心霊【新型コロナの感染】最もヤバイのは「手を噛まれる」ことだった! 最凶の攻撃「ヒト咬傷」を亜留間次郎が解説…骨が溶けた例も!のページです。動物、人間、歯、感染症、ヒト咬傷、病原体などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで