鮭の腹の中に宇宙人がいることが発覚! 地球で唯一「ミトコンドリア無し、呼吸もしない」謎のグレイ系生物がガチ発見される!
■単細胞へと“進化”した生物
遺伝的にボディを小型化したことは、ヘネガヤ・サルミンコーラのような寄生虫にとって有利である可能性が高く、「可能な限り迅速かつ頻繁に繁殖する」とフション氏は述べた。
そしてこのミクソゾア種は生物界で最小のゲノムをいくつか持っているため、サバイバルにきわめて有利である。
このヘネガヤ・サルミンコーラは比較的無害ではあるが、その仲間の寄生生物の中には広く漁業資源に感染し、全滅させた魚種もあるとフション氏は指摘している。ミクソゾア種は魚と商業漁師の両方にとって脅威となっている。
ヘネガヤ・サルミンコーラは魚肉の中では小さな白い脂の塊のように見え、その見た目から寄生された魚は「タピオカ病」にかかったのだとも言われている。顕微鏡で見ると、これらの胞子は、2つの尾と楕円形の“グレイ”のような頭を持つ青みを帯びた精子のようにも見える。
このグレイの2つの“目”は実は宿主に密着するための“かぎ針”のような細胞であり、ネガヤ・サルミンコーラが小型化する過程においてサバイバルのために捨てることができなかった唯一の身体的特徴であるということだ。
「動物は常により複雑になるように進化し、多くの遺伝子を持つ多細胞生物になると考えられています。しかしここで我々は完全に反対の方向に進む生物を見ることになります。それらは単細胞へと“進化”したのです」(フション氏)
あまりにも謎が多すぎるこのヘネガヤ・サルミンコーラは、ひょっとすると我々とは別系統の生態系から誕生した「シャドーバイオスフィア(Shadow Biosphere)」に属する生物なのかもしれない。しかもそれは地球外由来で、今はサケの身体に寄生しながらも、ジッと耐えて来るべき“その時”を待っているのだとすれば薄気味悪ささえ覚えるだろう。
参考:「Live Science」、「Science Alert」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊鮭の腹の中に宇宙人がいることが発覚! 地球で唯一「ミトコンドリア無し、呼吸もしない」謎のグレイ系生物がガチ発見される!のページです。ミトコンドリア、仲田しんじ、呼吸、グレイ、ヘネガヤ・サルミニコラ、ミクソゾア、単細胞、エリアン、シャドーバイオスフィアなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで