新型コロナの“次なるパンデミック”は永久凍土に閉じ込められていた古代病原体! 「未知の脅威が解き放たれる」専門家が戦慄予言!
「これらの“復活した”微生物が人類にもたらすリスクは未知数ですが、新型コロナウイルス感染症の登場は、それらの脅威を過小評価してしまうことに注意を払うべきだと示しています」(キャロル氏)
凍結された古代の微生物やウイルスが“復活”することはすでに多くの科学者の手で証明されており、過去には南極の氷から800万年前の微生物が取り出されている。さらに、北極圏では未知の巨大ウイルスも発見されているなど、氷山や永久凍土の中に未知の脅威が眠っていることは確実だ。
実際、2016年にはロシアの永久凍土が融けて露出したトナカイの遺体から感染したとみられる炭疽菌により、遊牧民の子供が一人亡くなっている。また2019年には、北極の氷の融解が原因で、アザラシやラッコでフォスチンジステンパーウイルスへの感染が増えているという研究が発表されている。
キャロル氏によれば、北極圏が感染症リスクの観点で取り上げられることはほとんどなかったという。しかし、気温上昇のペースは非常に早く、今はまだ氷の中に閉じ込められている脅威が将来的に解き放たれる可能性は高いとキャロル氏は警告する。
たとえ新型コロナウイルスが終息したとしても、いずれ人類を次なる病原体が襲うことは間違いない。その病原体は今も野生動物の中にいるのかもしれないし、北極圏や南極の氷の中で眠っているのかもしれない。だが我々にできるのは、注意深く観察を続け、来たるべき時に備えておくことだけだ。
参考:「METRO」、「Arctic warming and microbial threats (PDF)」、「BBC」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊新型コロナの“次なるパンデミック”は永久凍土に閉じ込められていた古代病原体! 「未知の脅威が解き放たれる」専門家が戦慄予言!のページです。パンデミック、地球温暖化、最新研究、病原体、北極圏、デニス・キャロルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで