肉眼で見えるほど地球に近いブラックホールがあったと新判明!「存在が16年も隠蔽」疑惑浮上、謎の展開に!
2020.05.24 10:00
■発見は“隠蔽”された?
興味深いことに、HR 6819の特異性は2004年にすでに発見されていたのだという。
当時、ヨーロッパ南天天文台の天文学者の一人が望遠鏡での観測でこの星の振る舞いのおかしさに気づき、より詳しく調査する計画が進行中だったそうだ。しかし、その天文学者は交通事故で死亡、中心人物を失ったプロジェクトはそのままお蔵入りしてしまったのである。
今回の発見は、そのプロジェクトにも参加予定だったという天文学者トーマス・リヴィニウス氏らによる。だが、これだけの大発見を16年もお蔵入りさせていた理由は何だったのだろうか? 天文学者の死といい、何か不穏なものを感じざるを得ない。
参考:「Daily Star」、「CBS News」、ほか
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