もしも地球に「土星のようなリング」があったら何が起きる!? 文明やテクノロジーは激変… 想像図も公開される!

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 もし地球に土星のような環(リング)があったら我々の生活はどんな様相を呈してくるのだろうか。お月見ができなくなる以外に、我々の暮らしにどのような変化が訪れるのか――。

■もしも地球に環があったら

 太陽系の惑星の中でも土星はその環によって異彩を放っているが、理論的には地球にも環がある状態があり得るという。

 宇宙とSFをメインテーマに活躍するイラストレーター、ロン・ミラー氏は地球が土星と同じ比率の環を持っていた場合に、空がどのように見えるかについて、壮観な眺めのイラストを作成している。

 地球の環の見え方は今いる緯度によって異なってくるという。最も確実に環が見えるのは赤道上で、たとえばエクアドルの首都・キトでは環が地平線からまっすぐに立ち上がる細い線のように見える。つまり平たい環を真横から眺めている格好だ。

もしも地球に「土星のようなリング」があったら何が起きる!? 文明やテクノロジーは激変… 想像図も公開される!の画像1
「Live Science」の記事より

 一方で北極圏の近くでは、環は地平線上に現れた巨大な皿の縁のように見えるかもしれない。

もしも地球に「土星のようなリング」があったら何が起きる!? 文明やテクノロジーは激変… 想像図も公開される!の画像2
「Live Science」の記事より

 そしてより温暖な緯度では、環は空の一方の端からもう一方の端にかかる巨大なアーチのように見え、壮観な眺めになる。イラストではアメリカ・ワシントンD.C.の空にかかる巨大なアーチが描かれている。

もしも地球に「土星のようなリング」があったら何が起きる!? 文明やテクノロジーは激変… 想像図も公開される!の画像3
「Live Science」の記事より

■環の輝き

 土星の環の構成要素の大部分は氷の粒子なのだが、地球に環ができた場合、その主な“成分”は砕けた岩石になる。土星よりもはるかに太陽に近い地球の環では氷は存在できないのだ。

 地球の環が赤茶けた岩石であったとしても残念な光景にはならないという。たとえば満月が夜空に白く輝くように、地球の環はさらに太陽光を反射させるため、満月とは比較にならない光で夜空を照らすということだ。

■環の距離

 環の最も内側の端は現在の月よりも近づく公算が大きくなるという。

 大気研究大学連合(University Corporation for Atmospheric Research)によると、環の内側の端が最も地球に近づいた場合、地球から38万km以上離れている月よりもかなり近い距離になる可能性が高いという。

 惑星や衛星が破壊されずにその主星に近づける限界の距離であるロッシュ限界(Roche limit)は地上約1万900kmだが、この距離に近づくことがないとも限らないようだ。

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