「意識は電磁エネルギーの場である」新理論を学者が発表! 魂と意識と物質の謎解明へ、ロボットが意識を持つことも可能に!?
毎朝、眠りから目覚めると我々は“意識”を取り戻すが、この意識の正体とは何なのか。最先端のサイエンスで意識とはそれ自体がエネルギー場であることが指摘されている。意識は脳活動に由来するものというよりも、エネルギーの問題であるというのだ。
■意識は脳の電磁場から生まれる
悪路でも転ばずに歩いたり、壊れやすいモノでも器用につかんだり、人の顔を瞬時に識別したりと、最先端のロボット技術が日進月歩で発展を遂げている。
このように一部のロボットは人間と同じような“感覚”を持ちはじめているのだが、現状ではまだそれぞれの“得意分野”を伸ばすかたちで進歩している。しかし将来的には人間と同じ五感を1体のマシンに備えたロボットが登場することもイノベーションを前提にすれば技術的に可能ではあるだろう。
では人間と同じ五感を持ったロボットに“意識”が芽生えてくるのだろうか。
実はこの問題は科学者の間でも見解が分かれるところで、人間と同様の感覚器官と認知能力を備えれば“意識”が生まれるとする説がある一方、そうした“スペック”が一通りそろったとしても“意識”が芽生えることはないという見解もある。
気鋭の分子遺伝学者、ジョンジョー・マクファデン氏の見解は後者である。意識はスペックや条件の問題ではなく、エネルギーの問題であるというのだ。
マクファデン氏が2020年9月に「Neuroscience of Consciousness」で発表した研究論文では、情報を統合できるのはエネルギー場だけであることを指摘している。五感によって逐次収集されている情報は脳の電磁場(electromagnetic field)によって統合され、その結果として意識が発生しているというのである。したがってたとえ人間同様の感覚器官と認知機能を備えたロボットでも、この電磁場がない限りは意識を持つことはないのだ。
「脳の物質がどのように意識を生み、思考を維持できるのかについては、何千年もの間、哲学者、神学者、神秘主義者、そして一般の人々によって熟考されてきた謎です。この謎は今や解決されたと思います。意識とは、神経が脳の自己生成電磁場に接続して、私たちが“自由意志”と呼ぶものと“自発的行動”を推進する経験のことなのです」とマクファデン氏はプレスリリースで述べている。
意識についての研究はこれまで、物質から精神が生まれるという一元論的考察が主流であったが、マクファデン氏は物質とエネルギーというそれぞれ別の要素が組み合わさった二元論の問題であると主張している。
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2024.10.02 20:00心霊「意識は電磁エネルギーの場である」新理論を学者が発表! 魂と意識と物質の謎解明へ、ロボットが意識を持つことも可能に!?のページです。エネルギー、ロボット、マイクロ波、仲田しんじ、意識、音響攻撃、電磁場、ハバナ症候群などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで